色聴との出会い

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問題文
(ときは、ちゅうがくせいのびじゅつのじかん。)
時は、中学生の美術の時間。
(せんせいはいう。)
先生は言う。
(「それでは、ここからみえるそとのけしきをえがいてみましょう」)
「それでは、ここから見える外の景色を描いてみましょう」
(みんながいっせいにちらばっていく。)
みんなが一斉に散らばっていく。
(ぼくもおもむろにたちあがった。)
僕も徐に立ち上がった。
(えがきやすくて、いいけしきはないだろうか。)
描きやすくて、いい景色はないだろうか。
(しばらくすると、みつかった。)
しばらくすると、見つかった。
(ぼくはそのばにすわり、えをかきはじめた。)
僕はその場に座り、絵を描き始めた。
(むちゅうでかいていたのだろう。)
夢中で書いていたのだろう。
(じかんがすぎるのははやいものだ。)
時間が過ぎるのは早いものだ。
(「はーい。そろそろじかんなのできりあげてくださーい」)
「はーい。そろそろ時間なので切り上げてくださーい」
(ぼくはさっそうとびじゅつしつへともどった。)
僕は颯爽と美術室へと戻った。
(「どんなえかいたんだよみせあいっこしようぜ」)
「どんな絵描いたんだよ見せあいっこしようぜ」
(ぼくはえをみせた。そして、ともだちのえもみた。)
僕は絵を見せた。そして、友達の絵も見た。
(そのとき、きれいなしらべがながれてきた。)
その時、きれいな調べが流れてきた。
(まるできょうかいでながれているような。)
まるで教会で流れているような。
(でもきょくめいをきかれるとわからない。)
でも曲名を聞かれるとわからない。
(しばらくそのしらべにひたっていると、)
しばらくその調べに浸っていると、
(せんせいがみんながえがいたえをかいしゅうしていく。)
先生がみんなが描いた絵を回収していく。
(あいさつをしたとき、おわりのちゃいむがなった。)
挨拶をしたとき、終わりのチャイムが鳴った。
(あのときかんじたのはなんだったのだろうか。)
あの時感じたのは何だったのだろうか。
(べつのひ、またびじゅつのじかん。)
別の日、また美術の時間。
(せんせいはいう。)
先生は言う。
(「それでは、みんながえがいたえをみてかんそうをかいてみましょう」)
「それでは、みんなが描いた絵を見て感想を書いてみましょう」
(といいながらせんせいはえをかざっていく。)
といいながら先生は絵を飾っていく。
(ぼくはみんながえがいたえをみたとき、)
僕はみんなが描いた絵を見た時、
(いろいろなおんがくがきこえてきた。)
色々な音楽が聞こえてきた。
(あるえからはうつくしいしらべが。)
ある絵からは美しい調べが。
(あるえからははげしいろっくのようなおんがくが。)
ある絵からは激しいロックのような音楽が。
(それが、ぼくの「しきちょう」とのであいだ。)
それが、僕の「色聴」との出会いだ。