非常幻想-オーバーミラージュ‐

(ひかりのかがやきつよければそばにひかえるかげこさをます)

光の輝き強ければ傍に控える影濃さを増す

(「こわいです」ならめをつぶっちゃえばいい)

「怖いです」なら目を瞑っちゃえばいい

(のうがきたれるまえにまずぼくだけをみていてごらん)

能書き垂れる前にまず僕だけを見ていてごらん

(かどなきたいはきんもつかおすただようたねをうむから)

過度な期待は禁物　混沌（カオス）漂う種を生むから

(おーばーみらーじゅ)

非常幻想（オーバーミラージュ）

(このせんりつにみもこころもすべてをささげてみればいい　もどれない)

この旋律に身も心もすべてを捧げてみればいい　戻れない

(てんにめされるようなきぶんでいれたらどれほどのかいかんをあじわえる？)

天に召されるような気分で入れたら　どれほどの快感を味わえる？

(あまいあまいみつにむらがるきみはもう)

甘い甘い蜜に群がる君はもう

(ぼくたちのとりこ)

僕たちの虜

(おーばーみらーじゅ)

非常幻想（オーバーミラージュ）

(うまれかわってゆくにちじょうがまるでしがらみとらわれのみ)

生まれ変わってゆく日常がまるでしがらみ囚われの身

(たすけてあげるからそのてのばして)

助けてあげるからその手のばして

(りかいりょくをちょうえつしたつみとばつつきとばす)

理解力を超越した罪と罰突き飛ばす

(のめりこんだらさいごもうぬけだせないとりかごのなか)

のめりこんだら最後もう抜け出せない鳥かごの中

(おーばーみらーじゅ)

非常幻想（オーバーミラージュ）

(だれしもがいつかははてるさだめならほんとうのみりょくにきづいてよ)

誰しもがいつかは果てる定めなら本当の魅力に気づいてよ

(うらのうらでひそやかにくすぶっているにせものとやらをぜんぶけちらして)

裏の裏で密やかに燻っているニセモノとやらを全部蹴散らして

(しかくにやきつけてちょうかくでかんじて)

視覚に焼き付けて聴覚で感じて

(ちかくでふれたら)

近くで触れたら

(おーばーみらーじゅ)

非常幻想（オーバーミラージュ）

(たとえばきのうあのまちでみかけたみずしらずのひとが)

たとえば昨日あの街で見かけた見ず知らずの人が

(あすの)

明日の

(きみのれきしをかえるのかな)

君の歴史を変えるのかな

(みらいなんてつかめない)

未来ナンテ掴メナイ

(おーばーみらーじゅ)

非常幻想（オーバーミラージュ）

(このせんりつにみもこころもすべてをささげてみればいいもどれない)

この旋律に身も心もすべてを捧げてみればいい　戻れない

(てんにめされるようなきぶんでいれたらどれほどのかいかんをあじわえる？)

天に召されるような気分でいれたら　どれほどの快感を味わえる？

(あまいあまいみつにむらがるきみはもう)

甘い甘い蜜に群がる君はもう

(ぼくたちのとりこ)

僕たちの虜

(おーばーみらーじゅ)

非常幻想（オーバーミラージュ）