ワスレナツ

(はてないなみのあいの)

果てない波の愛の

(しずか、ひびきが)

閑か、響きが

(はかないなつのようなゆめのなかでも)

儚い夏のような夢の中でも

(もういちどだけねぇ)

もう一度だけ　ねぇ

(もういちどだけきみをあいせるの)

もう一度だけ　君を愛せるの

(おぼれてかくれたなみだも)

溺れて隠れた泪も

(いみがないからいたくないあいなんて)

意味がないから痛くない愛なんて

(おわりにしてそばにいるだけ)

終わりにして　傍にいるだけ

(きみじゃないからわからない)

君じゃないから分からない

(さいなんってつらいだけよ)

災難って辛いだけよ

(ああ)

嗚呼

(ことばにならずに)

言葉にならずに

(これからはじまるきみとのすとーりー)

これから始まる君とのストーリー

(きえたあのはなにかおりだけさいて)

消えたあの華に薫りだけ咲いて

(あれじゃないこれじゃない)

あれじゃないこれじゃない

(ぜんぶうそつきのね)

全部　嘘つきの音

(あふれてかなしみは)

溢れて哀しみは

(あしたがかれたような)

明日が枯れたような

(あれだけかわしたことばからだった)

あれだけ交わした言葉　空だった

(あいたいあいだにきおくは)

逢いたい間に記憶は

(はてないなみのあいの)

果てない波の愛の

(しずか、ひびきが)

閑か、響きが

(はかないなつのようなゆめのなかでも)

儚い夏のような夢の中でも

(もういちどだけねぇ)

もう一度だけ　ねぇ

(もういちどだけきみをあいせるの)

もう一度だけ　君を愛せるの

(おぼれてかくれたなみだ)

溺れて隠れた泪

(あてがないからはてしないかいなんて)

当てがないから果てしない解なんて

(おわりにしてってきみつぶやいた)

「終わりにして」って君呟いた

(きみじゃないからわからない)

君じゃないから分からない

(さいなんてつらいだけよ)

差異なんて　辛いだけよ

(ああ)

嗚呼

(ことばにならずに)

言葉にならずに

(はてないなみのあいの)

果てない波の愛の

(しずか、ひびきが)

閑か、響きが

(はかないなつのようなゆめのなかでも)

儚い夏のような夢の中でも

(もういちどだけねぇ)

もう一度だけ　ねぇ

(もういちどだけきみをあいせるの)

もう一度だけ　君を愛せるの

(おぼれてかくれたなみだ)

溺れて隠れた泪

(はてないなみの)

果てない波の

(はてないなみのあいの)

果てない波の愛の

(しずか、ひびきが)

閑か、響きが

(はかないなつのようなゆめのなかでも)

儚い夏のような夢の中でも

(もういちどだけねぇ)

もう一度だけ　ねぇ

(もういちどだけきみをあいせるの)

もう一度だけ　君を愛せるの

(おぼれてかくれたなみだも)

溺れて隠れた泪も

(あせないきみとよるの)

褪せない君と夜の

(しぐさ、にじみが)

仕草、滲みが

(つめたいはいのようなゆめのなかでも)

冷たい灰のような夢の中でも

(もういちどだけねぇ)

もう一度だけ　ねぇ

(もういちどだけきみをあいせるの)

もう一度だけ　君を愛せるの

(おぼれてかくれたなみだも)

溺れて隠れた泪も