珈琲メモリア

(つらいときいつもきみをたよったげんじつとうひのらんでぶー)

辛いときいつも君を頼った 現実逃避のランデブー

(あいたいきもちがさきばしってうたがってつよがって)

会いたい気持ちが先走って 疑って 強がって

(くろいこーひーはまだしらなくてこのむあなたがきらいだった)

黒いコーヒーはまだ知らなくて 好むあなたが嫌いだった

(しらないあなたがそこにいるようで)

知らないあなたが其処に居る様で

(ことばひとつでこころがいたくてひとつぶずつおちてしまう)

言葉一つで心が痛くて 一粒ずつ落ちてしまう

(いつものようにほおにふれてようそだよってすきだよってねえ)

いつものように頬に触れてよ 「嘘だよ」って「好きだよ」って　ねえ、

(さめたこーひーそのえがおになんどなんどもたすけられたのに)

冷めたコーヒー その笑顔に 何度何度も助けられたのに

(あたりまえもあのちかいもこうやっておわってゆくんだね)

当たり前も あの誓いも こうやって終わってゆくんだね

(さいごだってわたしだってせめてえがおでおわりたかったな)

最後だって 私だって せめて笑顔で終わりたかったな

(ひろくなったへやのなかでひとりなまえをよんでも)

広くなった部屋の中で一人 名前を呼んでも

(どりっぷするたびあらわになったふたりのうそやすれちがいが)

ドリップするたび露になった 二人の嘘やすれ違いが

(じかんがたつほどにまざりあってｒａｒｕｒａｔｔａ)

時間が経つほどに混ざり合って raru - ratta

(ためいきひとつすべてのみほしてただわりきったふりをした)

溜息一つすべて飲み干して ただ割り切った振りをした

(であうまえにもどるだけそれだけだなのに)

出会う前に戻るだけ、それだけだ なのに

(あいにじんではるがさってずっとかわらぬままでいたいのに)

愛滲んで 春が去って ずっと変わらぬままでいたいのに

(すすむきみとただわたしはこうやってかわってゆくんだね)

進む君と ただ私は こうやって変わってゆくんだね

(うけたあいもついたうそもおもいでだけがきっとのこるから)

受けた愛も 吐いた嘘も 思い出だけがきっと残るから

(にがくてなみだあふれまだのめないまま)

苦くて涙あふれ まだ飲めないまま

(さめたこーひーそのえがおになんどなんどもたすけられたのに)

冷めたコーヒー その笑顔に 何度何度も助けられたのに

(あたりまえもあのちかいもこうやっておわってゆくんだね)

当たり前も あの誓いも こうやって終わってゆくんだね

(さいごだってわたしだってせめてえがおでおわりたかったな)

最後だって 私だって せめて笑顔で終わりたかったな

(そのかおりがたつたびにあなたをおもいだす)

その香りが立つたびに あなたを思い出す

(あいにじではるがさってずっとかわらぬままでいたいのに)

愛滲んで 春が去って ずっと変わらぬままでいたいのに

(すすむきみにもうわたしはおいつけなくなってしまったな)

進む君に もう私は 追いつけなくなってしまったな

(うけたあいもついたうそもおもいでだけがきっとのこるから)

受けた愛も 吐いた嘘も 思い出だけがきっと残るから

(ひろくなったへやのなかでひとりなまえをよんでも)

広くなった部屋の中で一人 名前を呼んでも

(にがくてなみだあふれまだのめないまま)

苦くて涙あふれ まだ飲めないまま