ヒマワリ

(きみはなんてゆうなまえなの)

君は何てゆう名前なの？

(どこかでみたかおかも)

どこかで見た顔かも？

(とくにめだたない)

特に目立たない

(それはちいさかったから)

それは小さかったから？

(いつしかいろがついて)

いつしか色がついて

(めにとまることもふえた)

目にとまることも増えた

(すこしせものびた)

少し背も伸びた

(いつかおとなになるんだね)

いつか大人になるんだね

(うつくしくなるにつれて)

美しくなるにつれて

(そのすがたにひきよせられ)

その姿に引き寄せられ

(ほんとうはしってたんだちいさなあのころから)

本当は知ってたんだ　小さなあの頃から…

(こころまでてらしてた)

心まで照らしてた

(たいようみたいになりたいって)

『太陽みたいになりたい！』って

(あのころのきみはそういっていたね)

あの頃の君はそう言っていたね

(そうさちょっとだけでも)

そうさ！ちょっとだけでも

(たいようにいっぽちかづくんだ)

太陽に一歩近づくんだ

(まばゆいひかりをあびていきる)

まばゆい光を浴びて生きる

(まるでひまわり)

まるでヒマワリ

(いつもそばに)

いつも側(そば)に

(このはなを)

この花を

(さかせていよう)

咲かせていよう

(きみはまけずぎらいなほうで)

君は負けず嫌いなほうで

(むかしからかわらないね)

昔から変わらないね

(いつもひとりでまえだけをみつめてた)

いつもひとりで前だけをみつめてた

(いろんなことをみてきて)

色んな現実(こと)を見てきて

(まわりもかわっただろう)

環境(まわり)も変わっただろう

(ひとりよがりな)

独りよがりな

(きみはもうここにはいない)

君はもうここにはいない

(やわらかなひざしをせに)

柔らかな日差しを背に

(やさしいめでぼくをみてた)

優しい瞳(め)で僕を見てた

(ぼくにはまえよりあざやかなきみがみえた)

僕には前より鮮やかな君が見えた

(こころからてらされた)

心から照らされた

(そんなきがした)

そんな気がした

(こころがみたされた)

心が満たされた

(きみがいたから)

君がいたから？

(こころはてらされた)

心は照らされた

(すべてをやさしくつつんでた)

全てを優しく包んでた

(いつもぼくをあたためてくれてたんだね)

いつも僕を暖めてくれてたんだね

(そうさきみがここにいる)

そうさ！”君”がここにいる

(なにもかもあかるくてらしてた)

何もかも明るく照らしてた

(まばゆいひかりをはなちいきる)

まばゆい光を放ち生きる

(きみはひまわり)

君はヒマワリ

(いつのまにか)

いつのまにか

(すぎるひびを)

過ぎる日々を

(たいせつだとかんじながら)

大切だと感じながら

(きせつはすぎ)

季節は過ぎ

(きょうもまたふたりで)

今日もまた二人で

(すごしている)

過ごしている…

(うつくしくなったきみはぼくのとなりでわらいかける)

美しくなった君は僕の隣で笑いかける

(にぎりしめたてはいまもちいさいから)

握り締めた手は今も小さいから

(かわらないまま)

変わらないまま…

(こころにてらしだす)

心に照らしだす！

(まばたきもできないくらい)

瞬きもできないくらい

(あのころのきみをわすれないように)

あの頃の君を忘れないように

(そうさちょっとだけだけど)

そうさ！ちょっとだけだけど

(たいようにいっぽちかづいた)

太陽に一歩近づいた！

(まばゆいあいをあたえていきる)

まばゆい愛を与えて生きる

(きみはひまわり)

君はヒマワリ