キレイな唄

(はしるきみのせなかにそっとはねをあげよう)

走る君の背中にそっと羽をあげよう

(きみといっしょにとおくみらいへとびたとう)

君と一緒に遠く未来へ飛び立とう

(そのくるしみをかわることはできなくても)

その苦しみを代わることは出来なくても

(きみのてをとってみちびくくらいはできるかな)

君の手をとって導くくらいは出来るかな

(つらいときないてもいいんだよ)

辛い時、泣いてもいいんだよ？

(がんばってるきみのよわさをみせて)

頑張ってる君の弱さを見せて

(もしもにげだしたくなったらぼくにおしえて)

もしも逃げ出したくなったら僕に教えて

(だれもふみこむことのできない)

誰も踏み込むことの出来ない

(とおいばしょへのきっぷをあげる)

遠い場所への切符をあげる

(はしるきみのせなかにそっとはねをあげよう)

走る君の背中にそっと羽をあげよう

(きみといっしょにとおくみらいへとびたとう)

君と一緒に遠く未来へ飛び立とう

(ふたりだけのせかいさえぎるものはなにもない)

二人だけの世界　さえぎるものは何もない

(なんどあさがきたってもうきみのてをはなさない)

何度朝が来たってもう君の手を離さない

(このさびしさがうとましいとないていたよるもあったけど)

「この寂しさが疎ましい」と泣いていた夜もあったけど

(ひとりでいきよういきてゆこうなんて)

独りで生きよう　生きてゆこうなんて

(そんなことおもうひつようはない)

そんなこと思う必要はない

(もしもすきなはながきまったらぼくにおしえて)

もしも好きな花が決まったら僕に教えて

(まいばんきみがさびしくないように)

毎晩君が寂しくないように

(へやいっぱいのはなをあげる)

部屋いっぱいの花をあげる

(はしるきみのせなかにそっとはねをあげよう)

走る君の背中にそっと羽をあげよう

(すこしはかるくなったろ)

少しは軽くなったろ？

(わすれないでひとりじゃない)

忘れないで、独りじゃない

(ふたりだけのせかいさえぎるものはなにもない)

二人だけの世界　さえぎるものは何もない

(なんどあさがきたってもうきみだけをはなさない)

何度朝が来たってもう君だけを離さない

(きたないことばでできてるぼくのすべてを)

汚い言葉でできてる僕のすべてを

(きれいなうたにのせたいのせてきみにとどけたい)

キレイな唄にのせたい　のせて君に届けたい…

(はしるきみのせなかにそっとはねをあげよう)

走る君の背中にそっと羽をあげよう

(すこしはかるくなったろ)

少しは軽くなったろ？

(わすれないでひとりじゃない)

忘れないで、独りじゃない

(はしるきみのせなかにそっとはねをあげよう)

走る君の背中にそっと羽をあげよう

(きみといっしょにとおくみらいへとびたとう)

君と一緒に遠く未来へ飛び立とう

(ふたりだけのせかいさえぎるものはなにもない)

二人だけの世界　さえぎるものは何もない

(なんどあさがきたってもうきみのてをはなさない)

何度朝が来たってもう君の手を離さない