愛国行進曲

(みよとうかいのそらあけて　きょくじつたかくかがやけば)

見よ東海の空明けて　旭日高く輝けば

(てんちのせいきはつらつと　きぼうはおどるおおやしま)

天地の正氣潑溂と　希望は躍る大八洲

(おおせいろうの　あさぐもに)

おゝ淸朗の　朝雲に

(そびゆるふじのすがたこそ　きんおうむけつゆるぎなき)

聳ゆる富士の姿すがたこそ　金甌無缺き

(わがにっぽんの　ほこりなれ)

我が日本の　誇りなれ

(たていっけいのおおきみを　ひかりととわにいただきて　しんみんわれらみなともに)

起て一系の大君を光と永久に戴きて　臣民我等ら皆みな共に

(みいつにそわんだいしめい　ゆけはっこうをいえとなし)

御稜威に副はん大使命　往け八紘を宇となし

(しかいのひとをみちびきて　ただしきへいわうちたてん)

四海の人を導きて　正しき平和うち建てん

(りそうははなと　さきかおる)

理想は花と　咲き薰る

(いまいくたびかわがうえに　しれんのあらしたけるとも)

いま幾度か我上に　試練の嵐哮るとも

(だんことまもれそのせいぎ　すすまんみちはひとつのみ)

斷乎と守れその正義　進まん道は一つのみ

(ああゆうえんのかみよより)

あゝ悠遠の神代より

(とどろくほちょううけつぎて　だいこうしんのゆくかなた)

轟く步調うけつぎて　大行進の往く彼方

(こうこくつねにさかえあれ)

皇國つねに榮えあれ