【意味怖】トイレを貸してください *概要欄に解説

男が小便をする場合はトイレットペーパーを必要としない。
(必要とする方がいたらごめんなさい…笑)
そして、犯人は女で 男ばかり狙っている。
犯人は男の家に入って、強盗をする手口である。
このことから、家に入ってきた警察官は偽物で、
実は犯人であると考えられる。
また警察官なのに、「部屋に不審者がいるかもしれない」
状況で、語り手に見に行かせるというのもおかしい。
この後、語り手は…。
関連タイピング
-
プレイ回数341002打
-
プレイ回数1981かな206打
-
プレイ回数648短文かな182打
-
プレイ回数3395打
-
プレイ回数4054かな240打
-
プレイ回数1568短文かな169打
-
プレイ回数1572長文2707打
-
プレイ回数1965長文2424打
問題文
(あるきゅうじつじたくでてれびをみているといんたーふぉんがなった)
ある休日、自宅でテレビを見ていると インターフォンが鳴った。
(でてみるとそこにはわかいこがらなだんせいけいさつかんがたっていた)
出てみると、そこには若い小柄な男性警察官が立っていた。
(このあたりでふしんしゃをみませんでしたか)
「この辺りで不審者を見ませんでしたか?」
(いえとくにはなにかあったんですか)
「いえ…特には。なにかあったんですか?」
(れんぞくのさつじんじけんがおこっているんですよ)
「連続の殺人事件が起こっているんですよ」
(ええそれはこわいですね)
「ええ…、それは怖いですね」
(はんにんはじょせいでおとこばかりをねらっているみたいです)
「犯人は女性で、男ばかりを狙っているみたいです」
(えじょせいがおとこをそれはまたりすくがたかいことをしていますね)
「え?女性が男を?それはまたリスクが高いことをしていますね」
(はんにんはおとこのそういうゆだんをねらっているのだとおもいます)
「犯人は、男のそういう油断を狙っているのだと思います」
(あーなるほど)
「あー、なるほど」
(ひがいしゃはぜんいんはんにんをいえのなかにいれていますゆだんのあらわれですね)
「被害者は全員、犯人を家の中に入れています、油断の現れですね」
(たしかにじょせいにいきなりおそわれるなんておもいませんもんね)
「確かに、女性にいきなり襲われるなんて思いませんもんね
(やっぱりしたごころとかがあってそこにつけこまれたんですかね)
やっぱり下心とかがあって、そこに付け込まれたんですかね?」
(そうですねとにかくゆだんさせていたことはまちがいないです)
「そうですね、とにかく油断させていたことは間違いないです
(うしろからないふでいちさしですから)
後ろからナイフで一刺しですから」
(きをつけますしらないひとはいえにいれないようにしますよ)
「…気を付けます、知らない人は家に入れないようにしますよ」
(それがいいですね)
「それがいいですね」
(そんなかいわをしたあとけいさつかんがかえろうとしたとききゅうにもじもじとしはじめた)
そんな会話をした後、警察官が帰ろうとした時、急にもじもじとし始めた。
(あのこんなことをおねがいするのはこころぐるしいのですが)
「あの…こんな事をお願いするのは心苦しいのですが、
(といれをかしていただけないでしょうか)
トイレを貸していただけないでしょうか…」
(えといれですか)
「え?トイレですか?」
(はいもうしょうのほうがげんかいで)
「はい、もう、小のほうが限界で…」
(いいですよ)
「いいですよ」
(てれわらいするけいさつかんにわらうのをこらえながらといれにあんないする)
照れ笑いする警察官に笑うのをこらえながら、トイレに案内する。
(そして10びょうほどたったときといれのなかからけいさつかんがはなしかけてきた)
そして、10秒ほど経った時、トイレの中から警察官が話しかけてきた。
(すいませんといれっとぺーぱーがきれてますが)
「すいません、トイレットペーパーが切れてますが…」
(あすいません)
「あ、すいません」
(おれはあわててしまってあったといれっとぺーぱーをもちといれへともどる)
俺は慌てて、しまってあったトイレットペーパーを持ち、トイレへと戻る。
(もってきました)
「持ってきました」
(するとすこしだけどあがひらきてがにゅっとでてきた)
すると少しだけドアが開き、手がニュッと出てきた。
(そのてにといれっとぺーぱーをわたす)
その手にトイレットペーパーを渡す。
(ほどなくしてといれのりゅうすいおんがしてなかからけいさつかんがでてきた)
ほどなくして、トイレの流水音がして、中から警察官が出てきた。
(いやああぶなかったですありがとうございました)
「いやあ、危なかったです、ありがとうございました」
(またてれわらいをするけいさつかん)
また照れ笑いをする警察官。
(ではしつれいします)
「では、失礼します」
(そういってけいさつかんはげんかんへとむかった)
そう言って、警察官は玄関へと向かった。
(しかしぴたりとたちどまる)
しかし、ピタリと立ち止まる。
(なんかへんなおとがしませんか)
「なんか、変な音がしませんか?」
(えそうですか)
「え?そうですか?」
(へやにだれかいます)
「部屋に誰かいます?」
(いえだれも)
「いえ、誰も」
(ちょっとみてきたほうがいいかもしれませんよ)
「ちょっと見てきたほうがいいかもしれませんよ」
(そうですね)
「そうですね」
(おれはそういってけいさつかんにせをむけへやへとむかった)
俺はそう言って、警察官に背を向け、部屋へと向かった。