【意味怖】バー *概要欄に解説
バーの中にはお客は「1人だけ」というところから
客は「初老の男性」である。
つまり語り手の男性はバーのマスターということになる。
客からお酒を勧められて飲んでしまい、酔いつぶれてしまって
男性に飲み逃げされてしまった。
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問題文
(ここはどこにでもあるようなふつうのばー)
ここはどこにでもあるような、普通のバー。
(じこくは0じをまわりきゃくもほとんどいないというか1りだけだ)
時刻は0時を回り、客もほとんどいない、というか1人だけだ。
(へいじつということもあるがさいきんはよるのひとではめっきりへってしまった)
平日ということもあるが、最近は夜の人出はめっきり減ってしまった。
(かんがえてみるとわたしじしんもあまりであるかなくなったことにきづく)
考えてみると、私自身もあまり出歩かなくなったことに気付く。
(そのせいかわからないがずいぶんとすとれすがたまってきているきがする)
そのせいか分からないが、随分とストレスが溜まってきている気がする。
(どうしてもさけのりょうがおおくなってしまう)
どうしても、酒の量が多くなってしまう。
(かえってのむか)
帰って飲むか。
(そうおもっているとめのまえにういすきーがはいったぐらすがおかれた)
そう思っていると、目の前にウイスキーが入ったグラスが置かれた。
(みるとなんともひとのよさそうなしょろうのだんせいがほほえんでいる)
見ると、なんとも人の好さそうな初老の男性が微笑んでいる。
(わたしからのおごりです)
「私からの奢りです。」
(いえいえいいですよそんな)
「いえいえ!いいですよ、そんな!」
(おさけはだれかといっしょにのんだほうがおいしいですから)
「お酒は誰かと一緒に飲んだほうが美味しいですから。」
(ではおことばにあまえて)
「では…、お言葉に甘えて。」
(わたしはめのまえのういすきーをぐっとあおった)
私は目の前のウイスキーをグッと煽った。
(ふふいいのみっぷりですね)
「ふふ、いい飲みっぷりですね。」
(しょろうのだんせいはにこにこしながらつづけてこういった)
初老の男性はニコニコしながら、続けてこう言った。
(きにいりましたきょうはぜんぶわたしのおごりということで)
「気に入りました。今日は全部、私の奢りということで。」
(いえいえいえそれはいけませんよ)
「いえいえいえ!それはいけませんよ!」
(そのかわりはなしにつきあってくださいきょうはかたりあいたいきぶんでして)
「その代わり、話に付き合ってください。今日は語り合いたい気分でして。」
(それからはそのだんせいとたのしいおさけをのんだ)
それからは、その男性と楽しいお酒を飲んだ。
(かれはかなりおさけがつよいようでのみつづけているのにまったくよったけはいがない)
彼はかなりお酒が強いようで、飲み続けているのに全く酔った気配がない。
(いやああなたがだんせいでよかったです)
「いやあ、あなたが男性でよかったです。」
(えどういうことですか)
「え?どういうことですか?」
(あいてがじょせいならなにかしたごころがあるとおもわれてしまうでしょう)
「相手が女性なら、何か下心があると思われてしまうでしょう?」
(なるほど)
「なるほど…」
(でもだんせいどうしならきがねなくおさけをすすめられます)
「でも、男性同士なら気兼ねなく、お酒を勧められます。」
(かれがえみをうかべながらういすきーをのむ)
彼が笑みを浮かべながら、ウイスキーを飲む。
(ほんとうにたのしそうにおさけをのむひとだ)
本当に楽しそうにお酒を飲む人だ。
(わたしもついついかれにつられてさけがすすんでしまう)
私もついつい、彼につられて酒が進んでしまう。
(きがつくとあさになっていた)
気が付くと、朝になっていた。
(いつのまにかよいつぶれていたらしい)
いつの間にか、酔いつぶれていたらしい。
(まわりをみわたすがとうぜんのようにかれのすがたはない)
周りを見渡すが、当然のように彼の姿はない。
(そしてわたしのすぐよこに1まいのめもがおかれていた)
そして、私のすぐ横に、1枚のメモが置かれていた。
(ごちそうさまでした)
『ご馳走様でした』
(やられた)
ーやられた。
(わたしはおおきくためいきをついた)
私は大きく、ため息をついた。