心霊写真 -12-

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師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
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順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 ぎんなんまる 8525 8.7 97.7% 316.7 2764 64 56 2026/07/15
2 berry 8080 8.2 98.3% 332.9 2736 46 56 2026/07/13
3 HAKU 8008 8.2 97.0% 335.5 2772 85 56 2026/07/12
4 subaru 7780 7.9 97.5% 344.7 2752 70 56 2026/07/14

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問題文

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(「さて、どうでしょう。) 「さて、どうでしょう。 (ただ、じもとにねをはるわれわれとしては、かりにそんなものがあったとしたら、) ただ、地元に根をはる我々としては、仮にそんなものがあったとしたら、 (ひがしからくるじんぎのかけらもないやからどもとちがい、) 東から来る仁義の欠片もないヤカラどもと違い、 (きょうどのえいゆうをまもりたいというぎふんにかられるのではないでしょうか」) 郷土の英雄を守りたいという義憤にかられるのではないでしょうか」 (もうはなしはおわりだ。そういいたげに、まつうらはちゃぱつのほうにあごをしゃくってみせる。) もう話は終わりだ。そう言いたげに、松浦は茶髪の方に顎をしゃくって見せる。 (さいごに、じむしょをあらされほうだいにされたかっこうのおがわさんがみじかくいった。) 最後に、事務所を荒らされ放題にされた格好の小川さんが短く言った。 (「そちらと、すなみいちぞくのとはえんがきれていたとおもってましたがね。) 「そちらと、角南一族のとは縁が切れていたと思ってましたがね。 (れいのさんぎょうだんちがらみでなんにんたいほされたかかんがえれば」) 例の産業団地がらみで何人逮捕されたか考えれば」 (まつうらはめをほそめ、すっとはんぽだけちかよってかおをつきだしながらいった。) 松浦は目を細め、すっと半歩だけ近寄って顔を突き出しながら言った。 (「そしきがおおきいとね、いろいろあるんですよ」) 「組織が大きいとね、色々あるんですよ」 (まるでそれまでのはなしよりもよほどじゅうだいなひめごとをあかすかのようなくちょうで。) まるでそれまでの話よりもよほど重大な秘め事を明かすかのような口調で。 (そうして、へびのようなおとこは、あおじろいかおのいんしょうをつよくのこしながら) そうして、蛇のような男は、青白い顔の印象を強く残しながら (どあのほうへむかった。) ドアの方へ向かった。 (「あ、そうそう。その「どく」ですがね。) 「あ、そうそう。その「毒」ですがね。 (どうもおかしなところがあるようなんです。まだよくわからないのですが。) どうもおかしなところがあるようなんです。まだよく分からないのですが。 (このつぎはたんていをたよるきゃくとしてくることがあるかもしれない。) この次は探偵を頼る客として来ることがあるかも知れない。 (そのさいはごしめいしますよ、おじょうさん。) その際はご指名しますよ、お嬢さん。 (つぎにあうひまでに、ねんちょうのにんげんとはなすときのさほうをみにつけておくと、) 次に会う日までに、年長の人間と話す時の作法を身につけておくと、 (もっといい」) もっといい」 (こちらをふりむかずにそういうと、まつうらはどあのむこうへきえた。) こちらを振り向かずにそう言うと、松浦はドアの向こうへ消えた。
など
(あとをおうちゃぱつがそのさりぎわ、ふらりとちかよってくると、) 後を追う茶髪がその去り際、ふらりと近寄って来ると、 (いきなりぼくのあたまをかるくかかえて、ぼそぼそといった。) いきなり僕の頭を軽く抱えて、ぼそぼそと言った。 (「おい。にいちゃん、おれのかおをみてわらったろ。) 「おい。兄ちゃん、俺の顔を見て笑ったろ。 (ひとをよう、みかけではんだんしちゃだめだって、おそわらなかったんか」) 人をよう、見かけで判断しちゃダメだって、教わらなかったんか」 (そして、さっきかいだんのところでくらわしたのとおなじぱんちを) そして、さっき階段のところで食らわしたのと同じパンチを (ぼでぃにいれてきた。) ボディに入れてきた。 (こっちからずっとにらんでいたはらいせにちがいなかった。) こっちからずっと睨んでいた腹いせに違いなかった。 (おもいいたみがしんにひびき、からだがくのじにおれそうになる。) 重い痛みが芯に響き、身体が九の字に折れそうになる。 (ちゃぱつは、そのまえばがいっぽんかけたまぬけなかおをすっととおざけ、) 茶髪は、その前歯が一本欠けた間抜けな顔をすっと遠ざけ、 (じゃあなといって、どあのむこうへさっていった。) じゃあなと言って、ドアの向こうへ去って行った。 (またがいしゃとくゆうのえんじんのおとをひびかせ、そのおとがとおざかっていくのをきいたあと、) また外車特有のエンジンの音を響かせ、その音が遠ざかっていくのを聞いた後、 (ぼくらさんにんはひとりのこらずへたりこんだ。) 僕ら三人は一人残らずへたり込んだ。 (「じゅみょうがちぢむよ」) 「寿命が縮むよ」 (おがわさんがししょうをうらめしそうにみている。) 小川さんが師匠を恨めしそうに見ている。 (「やくざ、こえぇな。やっぱ」) 「ヤクザ、怖えぇな。やっぱ」 (ししょうはいまさらのようにそうひとりごちる。) 師匠は今さらのようにそう一人ごちる。 (ぼくはというと、なぐられたはらをてでおさえながら、) 僕はというと、殴られた腹を手で押さえながら、 (もういいかげんにこのばいとをやめようとこころにちかったのだった。) もういい加減にこのバイトを辞めようと心に誓ったのだった。 (「あ。おじょうさんて、きょうにかいもいわれた」) 「あ。お嬢さんて、今日二回も言われた」 (ししょうがみょうにうれしそうにそういった。) 師匠が妙に嬉しそうにそう言った。 (やくざどもがさっていったあと、おがわさんはしばらくそふぁで) ヤクザどもが去って行った後、小川さんはしばらくソファで (ぐったりしていたが、きゅうにとびおきると、) ぐったりしていたが、急に飛び起きると、 (あわてたようすですくについてしごとをかたづけはじめた。) 慌てた様子デスクについて仕事を片付け始めた。 (ほわいとぼーどのすけじゅーるにめをやると、しょちょうはきょうのごごさんじはんの) ホワイトボードのスケジュールに目をやると、所長は今日の午後三時半の (ひこうきでとうきょうへたつことになっていた。) 飛行機で東京へ立つことになっていた。 (かえりはあしたのごごきゅうじとなっている。) 帰りは明日の午後九時となっている。 (なんだかあわただしいが、しごとはひととあうようけんがひとつだけで、) なんだか慌しいが、仕事は人と会う用件が一つだけで、 (あとはゆうじんのけっこんしきのにじかいにさんかするのがおもなとうきょういきのもくてきらしい。) あとは友人の結婚式の二次会に参加するのが主な東京行きの目的らしい。 (しょるいのたばをいくつかにわけながら、しょちょうがかおをあげる。) 書類の束をいくつかに分けながら、所長が顔を上げる。 (「かなちゃん、これ、せいきゅうしょ、て、あれ、そういやきょうよんでないよね。) 「加奈ちゃん、これ、請求書、て、あれ、そういや今日呼んでないよね。 (あそびにきたのに、ばいとだいはでないよう、と」) 遊びに来たのに、バイト代は出ないよう、と」 (そしてやくざがやさがしであらしたじむしょないをかたづけていたぼくをてまねきする。) そしてヤクザが家捜しで荒らした事務所内を片付けていた僕を手招きする。 (「せいきゅうしょつくったことあったよね。これと、これのぶんたのむよ。おくりさきはここね」) 「請求書作ったことあったよね。これと、これの分頼むよ。送り先はここね」 (そうしていくつかのしじのあと、) そうして幾つかの指示の後、 (しばらくかかってきれいにですくのうえのしょるいをかたづけてしまい、) しばらくかかって綺麗にデスクの上の書類を片付けてしまい、 (さいごにはっとりさんのですくにあったほうこくしょのちぇっくにかかった。) 最後に服部さんのデスクにあった報告書のチェックにかかった。
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