心霊写真 -14-

・スマホ向けフリック入力タイピングはこちら
※アプリのインストールが必要です。
・PC向けタイピングはこちら
タブレット+BlueToothキーボードのプレイもこちらがオススメです!
Webアプリでプレイ
投稿者投稿者蛍☆いいね0お気に入り登録
プレイ回数40難易度(4.2) 2548打 長文 長文モードのみ
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
cicciさんのアカウント
https://typing.twi1.me/profile/userId/130158
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 berry 8282 8.3 98.7% 298.7 2507 33 55 2026/07/17
2 HAKU 7907 8.0 97.8% 314.5 2544 57 55 2026/07/16

関連タイピング

問題文

ふりがな非表示 ふりがな表示
(そのむかいでは、はっとりさんがわーぷろのきーをたたきながら、) その向かいでは、服部さんがワープロのキーを叩きながら、 (どこかにでんわをかけている。) どこかに電話をかけている。 (どうやらきのうのほうこくしょで、しょちょうにしてきされたぶぶんのうらをとっているらしい。) どうやら昨日の報告書で、所長に指摘された部分の裏を取っているらしい。 (おなじばいとのみでこうまできんむたいどがちがうと、ふつうのしょくばならあつれきを) 同じバイトの身でこうまで勤務態度が違うと、普通の職場なら軋轢を (うみそうだが、おたがい、よいいみでむしをしあっている。) 生みそうだが、お互い、良い意味で無視をし合っている。 (むかんしんというべきか。) 無関心というべきか。 (そもそもこのふたりにはせってんがないので、まさつすらおこらないのだった。) そもそもこの二人には接点がないので、摩擦すら起こらないのだった。 (いきがつまるようなちんもくがつづいていると、じむしょのでんわがなった。) 息が詰まるような沈黙が続いていると、事務所の電話が鳴った。 (はっとりさんがてをのばそうとしたが、) 服部さんが手を伸ばそうとしたが、 (それよりもはやくししょうがじぶんのですくのじゅわきをあげた。) それよりも早く師匠が自分のデスクの受話器をあげた。 (「はい、おがわちょうさじむしょ」) 「はい、小川調査事務所」 (なんだ、しょちょうか。そんなつぶやきがもれた。) なんだ、所長か。そんなつぶやきが漏れた。 (ぼくはみみをそばだてる。) 僕は耳をそばだてる。 (ししょうはでんわをかけてきたしょちょうとふたことみこと、) 師匠は電話をかけてきた所長と二言三言、 (かいわをかわしたあとでぼくのほうをみてからじゅわきからかおをはなして、こういった。) 会話を交わした後で僕の方を見てから受話器から顔を離して、こう言った。 (「きのうのたむら、つかまってないってよ。いしだぐみのやつらに」) 「昨日の田村、捕まってないってよ。石田組の奴らに」 (はあ?) はあ? (ぼくはなにをいっているのかわからず、あぜんとした。) 僕は何を言っているのか分からず、唖然とした。 (ししょうはじゅわきをくちにもどしてつづける。) 師匠は受話器を口に戻して続ける。 (「どうやってしったの。へえ、あるるーとねえ。あんなこといっといて、) 「どうやって知ったの。へえ、あるルートねえ。あんなこと言っといて、
など
(きにはしてたんじゃないの、あのあとどうなったか」) 気にはしてたんじゃないの、あの後どうなったか」 (そうしてまたぼくのほうをみていった。) そうしてまた僕の方を見て言った。 (「とにかく、すぐにじむしょをでろってよ」) 「とにかく、すぐに事務所を出ろってよ」 (またじゅわきにみみをおしつける。) また受話器に耳を押し付ける。 (「え?はっとり?はっとりもいるよ。ああ。わかった。いっとくよ。) 「え?服部?服部もいるよ。ああ。分かった。言っとくよ。 (わかった。わかった。すぐかえるってば。はいはい」) 分かった。分かった。すぐ帰るってば。はいはい」 (ししょうはでんわをきると、ぼくとはっとりさんにむかっていった。) 師匠は電話を切ると、僕と服部さんに向かって言った。 (「たむらはなぜかにげきったらしい。) 「田村は何故か逃げ切ったらしい。 (いまもいしだぐみのれんちゅうがさんかのだんたいをつかってそうさくちゅうだってよ。) 今も石田組の連中が傘下の団体を使って捜索中だってよ。 (ここにもまたやつらがおしかけてくるかもしれないから、はやくかえれってさ。) ここにもまた奴らが押しかけて来るかも知れないから、早く帰れってさ。 (あと、はっとりもきょうはもういいからかえれって」) あと、服部も今日はもういいから帰れって」 (それをきいたしゅんかん、はっとりさんのわーぷろのきーをたたくてがとまった。) それを訊いた瞬間、服部さんのワープロのキーを叩く手が止まった。 (おどろいて、というよりも、ちょうどそこでさいごのもじをうちおわった、) 驚いて、というよりも、ちょうどそこで最後の文字を打ち終わった、 (というようなしぜんさだった。) というような自然さだった。 (そしてむごんでつくえのうえをかたづけ、ひとこともはっせずにじむしょをでていった。) そして無言で机の上を片付け、一言も発せずに事務所を出て行った。 (ぼくはしんぞうがどきどきしているのをじぶんでむねにてをあててたしかめた。) 僕は心臓がドキドキしているのを自分で胸に手をあてて確かめた。 (これはきょうふなのか、それともべつのなにかなのか。いや、きょうふにちがいなかった。) これは恐怖なのか、それとも別の何かなのか。いや、恐怖に違いなかった。 (「ぼくらもかえりましょう」) 「僕らも帰りましょう」 (「ああ」) 「ああ」 (しかしししょうはうごこうとしなかった。なにかかんがえているふうであった。) しかし師匠は動こうとしなかった。何か考えている風であった。 (「ここはあぶないですよ。はやくでましょう」) 「ここは危ないですよ。早く出ましょう」 (「ちょっとようじがある。さきにかえれ」) 「ちょっと用事がある。先に帰れ」 (ぼくのめをみようともせずにそういう。) 僕の目を見ようともせずにそう言う。 (どうかんがえても、ししょうのいうようじはいませまりくるききとかんけいがありそうだった。) どう考えても、師匠の言う用事はいま迫り来る危機と関係がありそうだった。 (いったいなにをかんがえているんだこのひとは。) いったい何を考えているんだこの人は。 (ぼくはさまよいそうになるしせんをなんとかしゅうせいしながら、ようやくくちをひらいた。) 僕は彷徨いそうになる視線をなんとか修正しながら、ようやく口を開いた。 (「じゃあ、ぼくもかえりません」) 「じゃあ、僕も帰りません」 (「かってにしろ」) 「勝手にしろ」 (それからのぼくは、いきたここちがしない、というじょうたいだった。) それからの僕は、生きた心地がしない、という状態だった。 (ですくにならんですわり、ただしょうめんをみて、これからおこりえることを) デスクに並んで座り、ただ正面を見て、これから起こり得ることを (そうぞうしてはみぶるいする、ということをくりかえしていた。) 想像しては身震いする、ということを繰り返していた。 (ちちのししょうはしあんげではあったが、たいどはいたってへいぜんとしていて、) 父の師匠は思案げではあったが、態度はいたって平然としていて、 (はっとりさんのわーぷろのでんげんがはいったままなのにきづいて、) 服部さんのワープロの電源が入ったままなのに気づいて、 (「にんじゃのやつ、きりわすれてやがるぞ。どうようしてる、どうようしてる」と) 「ニンジャのやつ、切り忘れてやがるぞ。動揺してる、動揺してる」と (わらいながらでんげんをおとし、またそのあとかんがえこむ、などということをしていた。) 笑いながら電源を落とし、またその後考え込む、などということをしていた。
問題文を全て表示 一部のみ表示 誤字・脱字等の報告

蛍☆のタイピング

オススメの新着タイピング

タイピング練習講座 ローマ字入力表 アプリケーションの使い方 よくある質問

人気ランキング

注目キーワード