オリジナル呼吸 文字の呼吸15
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(じゅうしのかた:しんぴつ:てんきゅうせいず)
拾肆の型:神筆:天穹星図
(がいよう:もじのこきゅうにおけるてんくうしはい、せいしょうじゅつしきがた。)
概要:文字の呼吸における天空支配、星象術式型。
(じゅうさんのかたがくうかんそのものをもじでこうちくするかただったのにたいし、)
拾参の型が空間そのものを文字で構築する型だったのに対し、
(じゅうしのかたではそのくうかんをさらにひろげ、)
拾肆ノ型ではその空間をさらに広げ、
(てんくうそのものをきょだいなせいずとしてかきかえる。)
天空そのものを巨大な星図として書き換える。
(しようしゃははねぺんでよぞらへむすうのほしをむすぶようにもじをかきこみ、)
使用者は羽ペンで夜空へ無数の星を結ぶように文字を書き込み、
(それぞれのもじをほしへへんかんする。)
それぞれの文字を星へ変換する。
(かんせいしたせいずはたんなるうつくしいもようではなく、ひとつひとつがどくりつしたじゅつしきとなり、)
完成した星図は単なる美しい模様ではなく、一つ一つが独立した術式となり、
(かみなり、ひかり、かぜ、じゅうりょく、ふういんなどさまざまなげんしょうをはっせいさせる。)
雷、光、風、重力、封印など様々な現象を発生させる。
(せんじょうのじょうくうぜんたいがいっさつのきょだいなてんたいずかんのようになり、)
戦場の上空全体が一冊の巨大な天体図鑑のようになり、
(しようしゃははねぺんをうごかすことでせいざそのものをあやつる。)
使用者は羽ペンを動かすことで星座そのものを操る。
(とくちょう:てんくうぜんいきをじゅつしきりょういきとしてりようするちょうこういきがた。)
特徴:天空全域を術式領域として利用する超広域型。
(ほしともじをくみあわせ、きょだいなせいざじゅつしきをけいせいする。)
星と文字を組み合わせ、巨大な星座術式を形成する。
(せいざごとにことなるのうりょくをもたせられる。)
星座ごとに異なる能力を持たせられる。
(ほしをいどうさせることでこうげききどうをじゆうにへんこうできる。)
星を移動させることで攻撃軌道を自由に変更できる。
(てきのいちをせいざへきろくし、ついびこうげきもかのう。)
敵の位置を星座へ記録し、追尾攻撃も可能。
(ほしとほしをむすぶこうせんをやいば、くさり、けっかいとしてりようできる。)
星と星を結ぶ光線を刃、鎖、結界として利用できる。
(よぞらがそんざいするばしょではとくにちからをはっきする。)
夜空が存在する場所では特に力を発揮する。
(せいずをかんせいさせるほどじゅつしきのきぼがかくだいする。)
星図を完成させるほど術式の規模が拡大する。
(じゅうさんのかたよりもひろいはんいをしはいするが、はつどうじゅんびにじかんがかかる。)
拾参の型よりも広い範囲を支配するが、発動準備に時間がかかる。
など
(さいだいのとくちょうは、そらにもじをかくのではなく、)
最大の特徴は、空に文字を書くのではなく、
(そらそのものをいちまいのせいずとしてよむこと。)
空そのものを一枚の星図として読むこと。
(はつどうえんしゅつ:しようしゃはばんしょうそうてんをひらき、はねぺんをてんくうへむける。)
発動演出:使用者は万象創典を開き、羽ペンを天空へ向ける。
(まず、ちいさなこうてんがひとつあらわれる。)
まず、小さな光点が一つ現れる。
(そこへはねぺんで、「ほし」とかく。)
そこへ羽ペンで、「星」と書く。
(かきおえたしゅんかん、そのもじはひとつのあおじろいほしへへんかする。)
書き終えた瞬間、その文字は一つの青白い星へ変化する。
(つづけてしようしゃはほしとほしをいっぽんのこうせんへむすびながら、)
続けて使用者は星と星を一本の光線へ結びながら、
(「てん」「きゅう」「あかる」「めぐり」などのもじをつぎつぎとくうちゅうへえがいていく。)
「天」「穹」「耀」「巡」などの文字を次々と空中へ描いていく。
(もじはひかりのほしへかわり、ほしどうしがせんでむすばれていく。)
文字は光の星へ変わり、星同士が線で結ばれていく。
(やがててんくういちめんにきょだいなせいざがかんせい。)
やがて天空一面に巨大な星座が完成。
(せいざはゆっくりとかいてんしはじめ、そらぜんたいにきょだいなえんけいのてんもんじんがけいせいされる。)
星座はゆっくりと回転し始め、空全体に巨大な円形の天文陣が形成される。
(しようしゃがはねぺんをひとふりすると、ひとつのせいざがあおじろくはっこう。)
使用者が羽ペンを一振りすると、一つの星座が蒼白く発光。
(そこからきょだいなこうせんがちじょうへふりそそぐ。)
そこから巨大な光線が地上へ降り注ぐ。
(つづいてべつのせいざがかがやき、こんどはかみなりがはっせい。)
続いて別の星座が輝き、今度は雷が発生。
(さらにべつのせいざからひかりのくさりがのび、てきのうごきをふうじる。)
さらに別の星座から光の鎖が伸び、敵の動きを封じる。
(せいざごとにことなるじゅつしきがじゅんばんにはつどうし、)
星座ごとに異なる術式が順番に発動し、
(せんじょうぜんたいがてんくうからのこうげきにつつまれていく。)
戦場全体が天空からの攻撃に包まれていく。
(さいごにしようしゃはそらのちゅうおうへきょだいなえんをえがく。)
最後に使用者は空の中央へ巨大な円を描く。
(そこへすべてのほしがあつまり、きょだいなほしのわをけいせい。)
そこへすべての星が集まり、巨大な星の輪を形成。
(そのちゅうしんからひとすじのそうはくきんしょくのひかりがらっかし、せんじょうをいっしゅんでつつみこむ。)
その中心から一筋の蒼白金色の光が落下し、戦場を一瞬で包み込む。
(みため:よぞらいちめんにむすうのあおじろいほしがうかびあがる。)
見た目:夜空一面に無数の蒼白い星が浮かび上がる。
(ほしひとつひとつにはちいさなもじがきざまれており、あわいきんいろのひかりをはなっている。)
星一つひとつには小さな文字が刻まれており、淡い金色の光を放っている。
(ほしどうしをつなぐせんはうつくしいせいざをけいせいし、)
星同士を繋ぐ線は美しい星座を形成し、
(それぞれがきょだいなしんぴてきもんしょうをへんかする。)
それぞれが巨大な神秘的紋章を変化する。
(そらぜんたいにはなんじゅうものえんかんがひろがり、)
空全体には何重もの円環が広がり、
(そのないぶにこだいもじとせいずがふくざつにくみこまれる。)
その内部に古代文字と星図が複雑に組み込まれる。
(しようしゃのしゅういにはすうまいのひかるぺーじがうかび、)
使用者の周囲には数枚の光るページが浮かび、
(そこへえがかれたせいずとてんくうのせいずがかんぜんにどうきする。)
そこへ描かれた星図と天空の星図が完全に同期する。
(てきがいどうするとそのばしょにほしがひとつついかされ、そのほしがじどうてきにてきをついせきする。)
敵が移動するとその場所に星が一つ追加され、その星が自動的に敵を追跡する。
(こうげきじにはせいざのせんがいっせいにかがやき、)
攻撃時には星座の線が一斉に輝き、
(ひかりのやいば、かみなり、こうちゅう、くさり、かべなどへへんかする。)
光の刃、雷、光柱、鎖、壁などへ変化する。
(さいしゅうだんかいでは、てんくうがまるごときょだいなぎんがのようにかがやき、)
最終段階では、天空がまるごと巨大な銀河のように輝き、
(ちゅうおうにはきょだいなほしのわがうかびあがる。)
中央には巨大な星の輪が浮かび上がる。
(そのこうけいはまるでかみがよぞらへいっさつのそうだいなずかんをかきあげているようにみえる。)
その光景はまるで神が夜空へ一冊の壮大な図鑑を書き上げているように見える。
(ゆらい:しんぴつは、かみがてんへもじをしるすためのふでをいみする。)
由来:神筆は、神が天へ文字を記すための筆を意味する。
(てんきゅうは、はてしなくひろがるてんくうそのもの。)
天穹は、果てしなく広がる天空そのもの。
(せいずは、ほしのはいちをせんやきごうによってきろくしたてんたいずをいみする。)
星図は、星の配置を線や記号によって記録した天体図を意味する。
(このかたは、じゅうさんのかたでくうかんそのものをこうちくすることにせいこうしたあと、)
この型は、拾参の型で空間そのものを構築することに成功した後、
(さらにけんきゅうをかさねたけっかうまれた。)
さらに研究を重ねた結果生まれた。
(もじのこきゅうのけいしょうしゃは、あるよる、)
文字の呼吸の継承者は、ある夜、
(そらにはさいしょからむすうのもじがそんざいしているのではないかとかんがえた。)
空には最初から無数の文字が存在しているのではないかと考えた。
(ほしをてんとしてとらえ、それらをせんでむすび、もじとしていみをあたえることで、)
星を点として捉え、それらを線で結び、文字として意味を与えることで、
(てんくうそのものをきょだいなじゅつしきへへんかんすることにせいこう。)
天空そのものを巨大な術式へ変換することに成功。
(このかたは、もじのこきゅうにおいてくうかんをつくるだんかいから、)
この型は、文字の呼吸において空間を作る段階から、
(てんくうそのものをひとつのぶんしょう、ずしきとしてあつかうだんかいへしんかしたしょうちょうてきなかた。)
天空そのものを一つの文章、図式として扱う段階へ進化した象徴的な型。
(そしてここからもじのこきゅうは、しんわやせかいのこうぞうそのものをあつかう、)
そしてここから文字の呼吸は、神話や世界の構造そのものを扱う、
(さらなるこういりょういきへすすんでいく。)
さらなる高位領域へ進んでいく。