小説長文8! 第七話

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投稿者投稿者白鮮まり @まりとっつぉ🎐いいね0お気に入り登録
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恋愛小説系です!「君と隣で見る世界」第七話
小説なので、全然見るだけでもだいじょぶですっ!
画像協力者:AI(光の演出、衣装)

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問題文

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(たいいくさいはおわると、なつやすみがちかづいてきた。) 体育祭は終わると、夏休みが近づいてきた。 (きょうしつでは、みんながなつやすみのよていについてはなしている。) 教室では、みんなが夏休みの予定について話している。 (「もも、なつまつりいく?」) 「モモ、夏祭り行く?」 (ほうかご、るいがとつぜんきいてきた。) 放課後、ルイが突然聞いてきた。 (「なつまつり?」) 「夏祭り?」 (「うん。えきまえでやるやつ。」) 「うん。駅前でやるやつ。」 (「いきたいけど......。」) 「行きたいけど......。」 (「じゃあ、いっしょにいこうよ。」) 「じゃあ、一緒に行こうよ。」 (そのひとことで、むねがおおきくはねた。) その一言で、胸が大きく跳ねた。 (「......ふたりで?」) 「......二人で?」
(「もちろん。」) 「もちろん。」 (わたしはあわててうなずいた。) 私は慌てて頷いた。 (「いく。」) 「行く。」 (なつやすみにはいり、まちにまったなつまつりのひがきた。) 夏休みに入り、待ちに待った夏祭りの日が来た。 (わたしはゆかたにきがえ、まちあわせばしょへむかった。) 私は浴衣に着替え、待ち合わせ場所へ向かった。 (そこにいたるいをみたしゅんかん、わたしはおもわずあしをとめた。) そこにいたルイを見た瞬間、私は思わず足を止めた。 (きんいろのかみに、いつもとはちがうふくそう。) 金色の髪に、いつもとは違う服装。 (なんだか、がっこうでみるよりずっとおとなっぽくみえる。) なんだか、学校で見るよりずっと大人っぽく見える。 (「もも?」) 「モモ?」 (「え?」) 「え?」
など
(「どうしたの?」) 「どうしたの?」 (「な、なんでもない!」) 「な、なんでもない!」 (「きょうのもも、にあってるね。」) 「今日のモモ、似合ってるね。」 (「......ありがとう。」) 「......ありがとう。」 (それだけでかおがあつくなる。) それだけで顔が熱くなる。 (「るいくんも、にあってるよ。」) 「ルイくんも、似合ってるよ。」 (「ほんとう?よかった。」) 「本当?よかった。」 (ふたりでならんであるきだす。) 二人で並んで歩き出す。 (まつりのかいじょうには、たくさんのやたいがならんでいた。) 祭りの会場には、たくさんの屋台が並んでいた。 (やきそば、たこやき、りんごあめ。) 焼きそば、たこ焼き、りんご飴。 (どこからもたのしそうなこえがきこえてくる。) どこからも楽しそうな声が聞こえてくる。 (「なにたべたい?」) 「何食べたい?」 (「りんごあめ!」) 「りんご飴!」 (「そくとうだね。」) 「即答だね。」 (「すきなんだもん。」) 「好きなんだもん。」 (ふたりでやたいをまわり、たくさんわらった。) 二人で屋台を回り、たくさん笑った。 (よーよーづりでは、るいがいっかいでせいこうした。) ヨーヨー釣りでは、ルイが一回で成功した。 (「すごい!」) 「すごい!」 (「もももやってみる?」) 「モモもやってみる?」 (「......しっぱいしたらわらわないでね。」) 「......失敗したら笑わないでね。」 (「わらわないよ。」) 「笑わないよ。」 (でもわたしはさんかいちょうせんしてもとれなかった。) でも私は三回挑戦しても取れなかった。 (「むずかしい......。」) 「難しい......。」 (「じゃあ、おれがもういっことる。」) 「じゃあ、俺がもう一個取る。」 (るいはわらいながら、わたしのぶんまでとってくれた。) ルイは笑いながら、私の分まで取ってくれた。 (「はい。」) 「はい。」 (「ありがとう。」) 「ありがとう。」 (わたしはうけとったよーよーをたいせつににぎった。) 私は受け取ったヨーヨーを大切に握った。 (よるがふかくなり、はなびのじかんがちかづいてきた。) 夜が深くなり、花火の時間が近づいてきた。 (「どこでみる?」) 「どこで見る?」 (「あっちのかわぞいがいいかも。」) 「あっちの川沿いがいいかも。」 (ふたりでひとごみをぬけ、しずかなばしょへむかう。) 二人で人混みを抜け、静かな場所へ向かう。 (やがてそらに、ひとつめのはなびがあがった。) やがて空に、一つ目の花火が上がった。 (おおきなおととともに、よぞらがあざやかにいろどられる。) 大きな音とともに、夜空が鮮やかに彩られる。 (「きれい......。」) 「きれい......。」 (わたしはそらをみあげた。) 私は空を見上げた。 (「うん。」) 「うん。」 (となりからるいのこえがする。) 隣からルイの声がする。 (わたしはよこをむいた。) 私は横を向いた。 (すると、るいははなびではなく、わたしをみていた。) すると、ルイは花火ではなく、私を見ていた。 (「......どうしたの?」) 「......どうしたの?」 (「いや。」) 「いや。」 (るいはすこしてれたようにわらう。) ルイは少し照れたように笑う。 (「たのしそうだなっておもって。」) 「楽しそうだなって思って。」 (「......たのしいよ。」) 「......楽しいよ。」 (わたしはちいさくわらった。) 私は小さく笑った。 (はなびがつぎつぎとそらへあがっていく。) 花火が次々と空へ上がっていく。 (わたしはおもう。) 私は思う。 (このじかんがずっとつづけばいい。) この時間がずっと続けばいい。 (なつやすみがおわっても。) 夏休みが終わっても。 (きせつがかわっても。) 季節が変わっても。 (ずっとるいのとなりにいたい。) ずっとルイの隣にいたい。 (かえりみち、えきへむかいながらるいがいった。) 帰り道、駅へ向かいながらルイが言った。 (「きょうはありがとう。」) 「今日はありがとう。」 (「わたしもたのしかった。」) 「私も楽しかった。」 (「またらいねんもいこう。」) 「また来年も行こう。」 (「......うん。」) 「......うん。」 (わたしはわらった。) 私は笑った。 (その「またらいねん」ということばがうれしかった。) その「また来年」という言葉が嬉しかった。 (らいねんも、るいのとなりにいたい。) 来年も、ルイの隣にいたい。 (そうおもったしゅんかん、わたしはきづいた。) そう思った瞬間、私は気づいた。 (もう、ただのあこがれじゃない。) もう、ただの憧れじゃない。 (わたしはほんきで、るいのことがすきなんだ。) 私は本気で、ルイのことが好きなんだ。 (そして、いつかかならずつたえたい。) そして、いつか必ず伝えたい。 (このきもちを、じぶんのことばで。) この気持ちを、自分の言葉で。
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