ボカロはダサい

(ださださぼかろださださ)

ダサ　ダサ　ボカロ　ダサ　ダサ

(はあださださやめたげて)

ハァ　ダサ　ダサ　ヤメタゲテ

(せいこうほうではいぬもくわんからけーきでつっちゃって)

正攻法では　犬も食わんから　ケーキで釣っちゃって

(せいぜんせつにびっしりくさがはえてる)

性善説に　びっしり草が生えてる

(かくしたじゅんじょうつたわらないままいかりをかっちゃって)

隠した純情　伝わらないまま　怒りを買っちゃって

(ほとけのようなごじんからふくろだたき)

仏のような御仁から袋叩き

(かんちがいからまごのだいまでたたるえれじー)

勘違いから　孫の代まで祟るエレジー

(みみふさいでもかんぶにとどく)

耳ふさいでも　患部に届く

(そうぼかろはださいほらださいそうだれかがゆってた)

そう　ボカロはダサい　ほら　ダサい　そう　誰かが言ってた

(なぐられたらいたいほらいたいとかわざわざゆうみたいなんで)

殴られたら痛い　ほら　痛いとか　わざわざ言うみたい　なんで

(さいきんどうないしんもうおいしいかれーがたべたい)

最近どう？　内心もう　美味しいカレーが食べたい

(ぼかろはださいけどたのしいかべのしみにむかってゆってた)

ボカロはダサいけど楽しい　壁の染みに向かって言ってた

(あれがわるいとかこれがわるいとかすぐきめつけちゃって)

アレが悪いとか　コレが悪いとか　すぐ決めつけちゃって

(てんぐのめんをつけたまましたいげり)

天狗の面をつけたまま死体蹴り

(いつものてぐせじゃもうからないからどこかへいっちゃって)

いつもの手癖じゃ儲からないから　どこかへ行っちゃって

(やがてあたたかなかていきずくらしい)

やがて　あたたかな家庭　築くらしい

(きせつはめぐりこどもうまれなづけたじぇらしー)

季節は巡り　子供産まれ　名付けた「慈恵羅志」

(せんすないけどじゅみょうはのびる)

センスないけど　寿命は延びる

(そういのちはださいほらださいさいぼーぐがゆってた)

そう　命はダサい　ほら　ダサい　サイボーグが言ってた

(きずついたらつらいほらつらいとかわかりゃしないのになんで)

傷ついたら辛い　ほら　辛いとか　わかりゃしないのに　なんで

(さいきんどうないしんもうずっとべっどでねていたい)

最近どう？　内心もう　ずっとベッドで寝ていたい

(いのちはださいけどふしぎどうそじんにむかってゆってた)

命はダサいけど　不思議　道祖神に向かって言ってた

(ださださぼかろださださ)

ダサ　ダサ　ボカロ　ダサ　ダサ

(はあださださいぇーまいくちぇっくわんつー)

ハァ　ダサ　ダサ　イェー　マイクチェックワンツー

(はくあいしゅぎしゃのまうんてぃんぐ)

博愛主義者のマウンティング

(じこないせいのふぁいんでぃんぐ)

自己内省のファインディング

(ぷらいどのでぃすかうんてぃんぐ)

プライドのディスカウンティング

(１７さいはせぶんてぃーん)

１７歳はセブンティーン

(やめられないやめられないやめられないとまらないああ)

やめられない　やめられない　やめられない　とまらない　ああ

(ぜんこくしょっぷでこうひょうはつばいちゅう)

全国ショップで好評発売中

(そうぼかろはださいほらださいそうだれかがゆってた)

そう　ボカロはダサい　ほら　ダサい　そう　誰かが言ってた

(そうぼかろはたのしいほらたのしいとかわざわざゆうみたいなんで)

そう　ボカロは楽しい　ほら　楽しいとか　わざわざ言うみたい　なんで

(そうぼかろはださいほらうざい)

そう　ボカロはダサい　ほら　うざい

(ほらしねよほらきえろっていっていたひとは)

ほら　死ねよ　ほら　消えろって言っていた人は

(そのじょうねつがかてとなりあこがれのうちゅうひこうしになった)

その情熱が糧となり　憧れの宇宙飛行士になった

(ゆめがかなってうちゅうひこうしになった)

夢が叶って宇宙飛行士になった

(ださださぼかろださださ)

ダサ　ダサ　ボカロ　ダサ　ダサ

(はあださださやめたげて)

ハァ　ダサ　ダサ　ヤメタゲテ