青春タイムマシン／岡本信彦

(ためいきをついたあとで)

ため息をついた後で

(よぞらをみあげてなぜかおもいだしわらい)

夜空を見上げてなぜか思い出し笑い

(くだらないことばかりいってた)

くだらないことばかり言ってた

(あのひのぼくらならなんていうのかなぁ)

あの日の僕らなら何て言うのかなぁ……？

(がらくたもぜんぶかがやいてた)

ガラクタも全部　輝いてた

(さいあくだとわらいながらゆめみてたひび)

最悪だと笑いながら　夢みてた日々

(ひとりであるくたびにこどくじゃないときがつく)

一人で歩くたびに　孤独じゃないと気がつく

(むじゃきなやくそくがいまもゆうきくれるよ)

無邪気な約束が　いまも勇気くれるよ

(どこへだっていけるさたいむましんのように)

どこへだって行けるさ　タイムマシンのように

(いつだってむねのなかにもどれるばしょがあるかぎり)

いつだって胸の中に　戻れる場所がある限り

(いつからかしらないみちをえらばず)

いつからか知らない道を選ばず

(みなれたみちばかりあるいてた)

見慣れた道ばかり歩いてた

(いきどまりとかまよったりとか)

行き止まりとか迷ったりとか

(ぴんちをたのしめるこころわすれてた)

ピンチを楽しめるココロ忘れてた

(おおきなこえでうたったうたも)

大きな声で　歌った歌も

(むだにあつくかたりあってふえてったゆめも)

無駄に熱く語り合って　増えてった夢も

(そうぞうしたじぶんにはまだまだとおすぎるけど)

想像した自分には　まだまだ遠すぎるけど

(ときどきふりむいてあしもとをたしかめる)

時々振り向いて　足元を確かめる

(あのころのときめきがたいむましんのように)

あの頃のときめきが　タイムマシンのように

(いまここでいきるぼくをめざしたみらいへみちびくよ)

今ここで生きる僕を　目指した未来へ導くよ

(ひとりであるくたびにこどくじゃないときがつく)

一人で歩くたびに　孤独じゃないと気がつく

(むじゃきなやくそくがいまもゆうきくれるよ)

無邪気な約束が　いまも勇気くれるよ

(どこへだっていけるさたいむましんのように)

どこへだって行けるさ　タイムマシンのように

(いつだってむねのなかにもどれるばしょがあるかぎり)

いつだって胸の中に　戻れる場所がある限り