パズル

(ぼくはこのよにうまれましたひとみをあけてはじめてのけしき)

僕はこの世に生まれました 瞳を開けて初めての景色。

(やさしいかおがならんでいてぼくにはそれがすべてでした)

優しい顔が並んでいて、僕にはそれが全てでした。

(みぎをみてはふあんになっていたひだりをみればあんしんできた)

右を見ては不安になっていた、左を見れば安心できた

(いつもいつでもちかくにいてねきえるぎむなんてないはず)

いつもいつでも近くにいてね、消える義務なんてないはず

(いつかぼくらはきっとわかるだろうこのよにいきるよろこび)

いつか僕らはきっと分かるだろう、この世に生きる喜び

(いつかぼくらはきっとわかるだろうこのよにいかすよろこび)

いつか僕らはきっと分かるだろう、この世に生かす喜び

(きみはこのよにうまれましたひかりなどなくよるがつづくような)

君はこの世に生まれました 光などなく夜が続くような

(ひびはすぎたうちにふとあいじょうなどはわからずでした)

日々は過ぎたうちにふと、『愛情』などは分からずでした。

(つきひはながれこいをしったからまだみぬあいをはぐくんでみたい)

月日は流れ『恋』を知ったからまだ見ぬ『愛』を育んでみたい

(ふあんもあるさじしんもってねみしらぬぶんあいよぶんに)

不安もあるさ、自信持ってね。見知らぬ分、愛余分に。

(あたえてやってきっとあなたしかしらないさびしさのぶんだけ)

与えてやって きっとあなたしか知らない淋しさの分だけ

(あたえてやってしらぬぶんだけそこなしきみのあいじょうを)

与えてやって 知らぬ分だけ底無し 君の愛情を

(じぶんのしあわせにきづいたかい)

自分の幸せに気付いたかい?

(じぶんがかわいそうになっているかい)

自分が可哀相になっているかい?

(いましればいいさ)

今知ればいいさ、

(たった２みりくらいつたわっていたのならいいな)

たった2ミリ位伝わっていたのならいいな

(いつかぼくらはきっとわかるだろうこのよにいきるよろこび)

いつか僕らはきっと分かるだろう、この世に生きる喜び

(いつかぼくらはきっとわかるだろうきょうぐうじゃないよ)

いつか僕らはきっと分かるだろう、境遇じゃないよ。

(じぶんがじぶんをつくっているんだ)

自分が自分を作っているんだ、

(おやでもあかのたにんでもなく)

親でもアカの他人でもなく

(なげいたかこのぶんだけ)

嘆いた過去の分だけ

(げんざいにみらいにつないでゆくからね)

現在に未来に繋いでゆくからね