Hills flumpool

(たちならぶびるのかげねつにうなされるよるだれのためのよる)

立ち並ぶビルの陰熱にうなされる夜誰のための夜

(こもれびのあさをすててなにをいやすためにとかいをゆでるの)

木漏れ日の朝を捨てて何を癒すために都会を茹でるの

(だれもがのぞんでるけしきはにたようなもんで)

誰もが望んでる景色は似たようなもんで

(めにうつるげんじつのいびつさにもなれあえる)

目に映る現実のイビツさにも慣れ合える

(わすれがちなぼくら)

忘れがちな僕ら

(ひのあたるおかへみちはつづくよどんなにまがりくねってても)

陽のあたる丘へ道は続くよどんなに曲がりくねってても

(いつのひかきみとさえぎるもののないばしょで)

いつの日か君と遮るもののない場所で

(はぐしたいそういつか)

ハグしたいそういつか

(にゅーすにほえてるうらでほくそえむやからたちほこれるのはどっちだ)

ニュースに吠えてる裏でほくそ笑む輩たち誇れるのはどっちだ

(ひたいにあせしたろくをたにんがばらまくうきよのきせき)

額に汗した禄を他人がバラまく浮世の奇跡

(ひたすらたえるじだいのびとくひけらかすためだけのびがく)

ひたすら耐える時代の美徳ひけらかすためだけの美学

(めにうかぶせつじつないらすととはちがうきんみらい)

目に浮かぶ切実なイラストとは違う近未来

(どこでまちがえたかな)

どこで間違えたかな

(どんなあさでもいいめがさめるならいまをかえられるなら)

どんな朝でもいい目が覚めるなら今を変えられるなら

(いつまでもきみとみつめあってたいいきてたい)

いつまでも君と見つめ合ってたい生きてたい

(そうはぐしたいもうおきてよ)

そうハグしたいもう起きてよ

(みのがさないであきらめないでてをのばすかぎりとどくひがくるよきっと)

見逃さないであきらめないで手を伸ばす限り届く日がくるよきっと

(くるしみときぼうをかかえてあすのかぜのなかへとびたっていく)

苦しみと希望を抱えて明日の風の中へ飛び立っていく

(ひのあたるおかへみちはつづくよどんなにまがりくねってても)

陽のあたる丘へ道は続くよどんなに曲がりくねってても

(いつのひかきみとさえぎるもののないばしょではぐしたいそういつかもうおきてよ)

いつの日か君と遮るもののない場所でハグしたいそういつかもう起きてよ