TONARI

(きみのとなりにいきたいな)

君の隣に行きたいな

(でもこまらせてしまうよな)

でも困らせてしまうよな

(いたみをしってるぼくらには)

痛みを知ってる僕らには

(えらぶことはもうできないのだから)

選ぶことはもう出来ないのだから

(こえはとどいていますか)

声は届いていますか？

(だれかのためにわらえていますか)

誰かのために笑えていますか？

(いつしかおもいではまばらになって)

いつしか思い出はまばらになって

(ひととよかぜにまぎれてしまった)

人と夜風に紛れてしまった

(たすけをもとめようともだれのもの)

助けを求めようとも誰のもの？

(ってかんぐっちゃって)

って勘ぐっちゃって

(すすむしかないにちじょうで)

進むしかない日常で

(つまるところ)

詰まるところ

(つまらないとおもってたって)

つまらないと思ってたって

(いえやしないしまたないた)

言えやしないしまた泣いた

(きみのとなりにいきたいな)

君の隣に行きたいな

(でもこまらせてしまうよな)

でも困らせてしまうよな

(いたみをしってるぼくらには)

痛みを知ってる僕らには

(えらぶことはもうできないのだから)

選ぶことはもう出来ないのだから

(なにをしてもどこにいても)

何をしてもどこにいても

(きみをおもいだしいたみともない)

君を思い出し痛み伴い

(そうとうにがんじょうにしたつもりで)

相当に頑丈にしたつもりで

(つよがってみても)

強がってみても

(これじゃだめなれのはて)

これじゃダメ成れの果て

(ねむれないどうあがいても)

眠れないどう足掻いても

(こういうのっていつまでもつづいてくのかな)

こういうのっていつまでも続いてくのかな

(きおくはまたかたちをかえながら)

記憶はまた形を変えながら

(そっとまたたいてどっかいった)

そっと瞬いてどっか行った

(むねにしまったもどりはしないけども)

胸にしまった戻りはしないけども

(さびしくなってまたうたうよ)

寂しくなってまた歌うよ

(きみのとなりにいきたいな)

君の隣に行きたいな

(でもこまらせてしまうよな)

でも困らせてしまうよな

(いたみをしってるぼくらには)

痛みを知ってる僕らには

(えらぶことはもうできないのだから)

選ぶことはもう出来ないのだから