森のくまさん　【あいみょん】

(はじめてそうなったときのことをおもいだしてしにそうになってる)

初めてそうなった時の事を 思い出して死にそうになってる

(うすっぺらかったよぜんぶすぐにやぶけてしまうくらいのうすさでつながってた)

薄っぺらかったよ全部 すぐに破けてしまうくらいの 薄さで繋がってた

(あさがたかわいたふぁんでとくちべにでさらにだきあったしぬほどあいしてる)

朝方乾いたファンデと口紅で 更に抱き合った 死ぬほど愛してる

(ぶあついこころできすしてるそれくらいのかくごがないとまたなくことになるからね)

分厚い心でキスしてる それくらいの覚悟がないとまた泣くことになるからね

(それでもやっぱりくるしいくるしいあなたといううみにおぼれてる)

それでもやっぱり苦しい　苦しい 貴方という海に溺れてる

(およいでももがいてもすすまないきょりもかんけいも)

泳いでも　もがいても 進まない　距離も関係も

(はじめてぶちぎれたときのことをいまさらほりかえしてしにそうになってる)

初めてブチギレた時の事を 今更掘り返して死にそうになってる

(はらがたってたのはじじつそれにくやしくてたまらなかったつごうよくつかわれて)

腹が立ってたのは事実 それに悔しくてたまらなかった 都合よく使われて

(それからやっぱりかなしいかなしいあなたというもりでさまよって)

それからやっぱり悲しい　悲しい 貴方という森で彷徨って

(あるいてもとしとってもすすまないこのものがたりは)

歩いても　歳取っても 進まない　この物語は

(あきらめがつくようなであいがあればわたしもすぐにのりかえるかもしれないよ)

諦めがつくような出会いがあれば 私もすぐに乗り換えるかもしれないよ？

(こうしておおうそばかりをついてはなんどもあなたをおいかけたわ)

こうして大嘘ばかりをついては 何度も貴方を追いかけたわ

(さけんでもころんじゃってもおかまいなしにはなれてく)

叫んでも　転んじゃっても おかまいなしに離れてく

(ああやっぱりくるしいくるしいあなたといううみにおぼれてる)

ああ　やっぱり苦しい　苦しい 貴方という海に溺れてる

(およいでももがいてもすすまないきょりもかんけいも)

泳いでも　もがいても 進まない　距離も関係も