ホーリーフラッグ

(すみなれたまちをでてから)

…住み慣れた街を出てから

(どれくらいたっただろう)

どれくらい経っただろう

(くつをならしてうたってあるく)

靴を鳴らして歌って歩く

(なみだもかれてきたころに)

涙も枯れてきた頃に

(ぼくもつれていって)

「僕も連れて行って

(ふたりならこわくない)

二人なら怖くない」

(ちずにないあぜみち)

地図にないあぜ道

(ならんであるきだす)

並んで歩き出す

(はたをかかげろはばむゆみや)

旗を掲げろ阻む弓矢

(なげられるあくいも)

投げられる悪意も

(やまないうたごえで)

止まない歌声で

(わらいとばした)

笑い飛ばした

(かがやくあさにけついを)

(輝く朝に決意を

(またたくよるにいのりを)

瞬く夜に祈りを)

(たちどまらずにゆけゆけ)

立ち止まらずにゆけゆけ

(かなでるおとにゆうきを)

(奏でる音に勇気を

(ぼくらのたびにうたを)

僕らの旅に歌を)

(けいやくもせいやくもない)

…契約も誓約もない

(むねのあおいほのおだけさ)

胸の蒼い炎だけさ

(ぼくらのいしはひとからひとへ)

僕らの意思は人から人へ

(あらしさえじゃまはできない)

嵐さえ邪魔はできない

(あめにぬれたほのお)

雨に濡れた炎

(ちいさくなったときは)

小さくなった時は

(はれまみえるほうへ)

晴れ間見える方へ

(よりみちもしながら)

寄り道もしながら

(はたをかかげろやじるかげを)

旗を掲げろヤジる影を

(ふんづけるはーもにー)

踏んづけるハーモニー

(やまないうたごえを)

止まない歌声を

(つぎのまちまで)

次の街まで

(かがやくあさにけついを)

(輝く朝に決意を

(またたくよるにいのりを)

瞬く夜に祈りを)

(ふりかえらずにゆけゆけ)

振り返らずにゆけゆけ

(かなでるおとにゆうきを)

(奏でる音に勇気を

(ぼくらのたびにうたを)

僕らの旅に歌を)

(いつだってぼくらはなやんで)

…いつだって僕らは悩んで

(きめられたこたえをこわしてく)

決められた答えを壊してく

(ならんであるこう)

…並んで歩こう

(あいをたたえよいたむきずを)

…愛を讃えよ痛む傷を

(いやしてくはーもにー)

癒してくハーモニー

(あおくもえるあかし)

蒼く燃える証

(めをさました)

目を覚ました

(はたをかかげろはばむゆみや)

旗を掲げろ阻む弓矢

(なげられるあくいも)

投げられる悪意も

(やまないうたごえで)

止まない歌声で

(わらいとばした)

笑い飛ばした

(かがやくあさにけついを)

(輝く朝に決意を

(またたくよるにいのりを)

瞬く夜に祈りを)

(たちどまらずにゆけゆけ)

立ち止まらずにゆけゆけ

(かなでるおとにゆうきを)

(奏でる音に勇気を

(ぼくらのたびにうたを)

僕らの旅に歌を)