TEMPEST～夏の嵐～

(おまえをみたときいなずまがかけぬけたうつろなこころのそらに)

おまえを見た瞬間（とき）稲妻が駆け抜けた　虚ろな心の夜空（そら）に

(ふたりはであったであってしまったんだだれにもいえないこいとしても)

ふたりは出逢った出逢ってしまったんだ　誰にも言えない恋としても

(ａｈおまえをつれてにげたいちのはてせかいのはてへ)

Ahおまえを連れて逃げたい　地の涯て世界の涯てへ

(どしゃぶりのなかをはしって)

どしゃ降りの中を疾走（はし）って

(なつのあらしよふきあれろおれのこころをためすように)

夏の嵐よ、吹き荒れろ　俺の心を試すように

(かぜがとびらをしめるならこわしてゆくだけ)

風が扉を閉めるなら壊して行くだけ

(はげしいあめよふりつづけふたりのあしあとけすように)

激しい雨よ、降り続け　ふたりの足跡消すように

(もらるもおきてもこころはしばれやしないぜそうさ)

モラルも掟も心は縛れやしないぜ　そうさ

(よあけがくるまえはやしをぬけていこうこのてをはなさずにいろ)

夜明けが来る前　林を抜けて行こう　この手を放さずにいろ

(ぜつぼうをしってるたましいがよびあってみえないでぐちをみつけたんだ)

絶望を知ってる魂が呼び合って　見えない出口を見つけたんだ

(もうどこにもひきかえせないならくのそこについても)

もうどこにも引き返せない　奈落の底に着いても

(おまえとならばへいきだぜ)

おまえとならば平気だぜ

(なつのあらしよふきあれろうんめいさえもかえるほど)

夏の嵐よ、吹き荒れろ　運命さえも変えるほど

(うしなうことはこわくないおまえのほかには)

失うことは怖くない　おまえの他には

(はげしいあめよふりつづけかこのなみだもあらうほど)

激しい雨よ、降り続け　過去の涙も洗うほど

(だれにもふたりのあしたはさばけやしないさきっと)

誰にもふたりの明日は裁けやしないさ　きっと

(なつのあらしよふきあれろおれのこころをためすように)

夏の嵐よ、吹き荒れろ　俺の心を試すように

(かぜがとびらをしめるならこわしてゆくだけ)

風が扉を閉めるなら壊して行くだけ

(はげしいあめよふりつづけふたりのあしあとけすように)

激しい雨よ、降り続け　ふたりの足跡消すように

(もらるもおきてもこころはしばれやしないぜそうさきっときっと)

モラルも掟も心は縛れやしないぜ　そうさ　きっと　きっと