おいしい給食　３話のセリフ

(かろりーかたにならないのかなんてじゃすいはしない。)

カロリー過多にならないのかなんて邪推はしない。

(きゅうしょくのえいようばらんすはせかいにほこるじゃぱにーずすたんだーど。)

給食の栄養バランスは世界に誇るジャパニーズスタンダード。

(まずはそふとめん。)

まずはソフト麺。

(きがはやるやつはすぐにやぶりたがるが、それはげどう。)

気が早る奴はすぐに破りたがるが、それは外道。

(しょうわ３３ねんとっきょをしゅとくしたせいめんほうほうで)

昭和33年特許を取得した正麺方法で

(せいめんをむしたあとにひやみずにひたしすいぶんをくわえてから)

製麺を蒸した後に冷や水に浸し水分を加えてから

(さらにゆであげるというこうていでできるせいしきめいしょうは)

更に茹で上げるという工程でできる正式名称は

(そふとすぱげってぃしきめん。)

ソフトスパゲッティ式麺。

(けっして、そふとなめんなどではない。)

決して、ソフトな麺などではない。

(くわえて、このめんはほかのしょくひんやめにゅーなどとちがいしはんされていない。)

加えて、この麺は他の食品やメニューなどと違い市販されていない。

(がっこうきゅうしょくのためにかいはつされ、)

学校給食のために開発され、

(がっこうきゅうしょくでしかあじわえない。)

学校給食でしか味わえない。

(ゆえに、わたしのむねをあつくする。)

故に、私の胸を熱くする。

(これがおとなとこどものちがい。)

これが大人と子供の違い。

(めんをぜんぶそーすにいれてからめてたべるか、)

麺を全部ソースに入れて絡めて食べるか、

(すこしずつあえてたべるかというきゅうきょくのせんたく。)

少しずつ和えて食べるかという究極の選択。

(まさにｔｏｂｅｏｒｎｏｔｔｏｂｅ．)

まさにto be or not to be.

(まぜるべきかまぜぬべきか。)

混ぜるべきか混ぜぬべきか。

(あっしまったっ)

あっしまったっ

(かおやふくにそーすがつくなどおとなのすることではない。)

顔や服にソースが付くなど大人のすることではない。

(きょうしとしてのいげんはいっしゅんでなくなってしまう！)

教師としての威厳は一瞬で失くなってしまう！

(このせかいかんにどっぷりとつかる。)

この世界観にどっぷりと浸かる。

(これがそふとめんまじっく！)

これがソフト麺マジック！

(そう！いま、わたしこそがみすたーきゅうしょくぅぅぅ！)

そう！今、私こそがミスター給食ぅぅぅ！

(ごちそうさまでした。)

ごちそうさまでした。

(あああああっ！かさねぎぃぃぃ！)

あああああっ！重ね着ぃぃぃ！

(やつはなやんでいた。)

奴は悩んでいた。

(どうすればせいふくにとびちらないでそふとめんをたべれるかを。)

どうすれば制服に飛び散らないでソフト麺を食べれるかを。

(そして、めいいとであった。)

そして、名医と出会った。

(しょくとはしょうどうである。)

食とは衝動である。

(くいたいというよくぼうをぜんめんにだしてこそ、しょくはうまい。)

食いたいという欲望を前面に出してこそ、食は美味い。

(おまえこそが、みすたーきゅうしょくとでもいうのか！？)

お前こそが、ミスター給食とでもいうのか！？

(まけた・・・かんぱいだ。)

負けた…完敗だ。