SCPー049
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問題文
(scp-049はひとがたのじったいでしんちょうはやく1.9mあり、)
SCP-049は人型の実体で身長は約1.9mあり、
(ちゅうせいのぺすといしのがいかんをていしています)
中世のペスト医師(plague doctor)の外観を呈しています
(scp-049はそのしょくぎょうをしめすあつでのろーぶと)
SCP-049はその職業を示す厚手のローブと
(せらみっくますくをちゃくようしているようにみえますが、)
セラミックマスクを着用しているように見えますが、
(じっさいにはこれらのいるいはじかんをかけて)
実際にはこれらの衣類は時間をかけて
(scp-049のにくたいからせいせいされているようであり)
SCP-049の肉体から生成されているようであり
(そのしたにあるどのようながいけいとも)
その下にあるどのような外形とも
(げんざいほとんどくべつされることができていません。)
現在ほとんど区別されることができていません。
(xせんによればこれにもかかわらず、)
X線によればこれにもかかわらず、
(scp-049がそのがいそうのしたに)
SCP-049がその外層の下に
(ひとがたのこっかくこうぞうをゆうしていることがしめされています。)
人型の骨格構造を有していることが示されています。
(scp-049はさまざまなげんごをはなすのうりょくがありますが、)
SCP-049は様々な言語を話す能力がありますが、
(えいごまたはちゅうせいふらんすごをこのむけいこうにあります。)
英語または中世フランス語を好む傾向にあります。
(scp-049はつうじょうじょうにあつく)
SCP-049は通常情に厚く
(そしてざいだんすたっふにたいしてきょうりょくてきですが、)
そして財団スタッフに対して協力的ですが、
(じしんが「あくえき」とよんでいるものの)
自身が「悪疫」と呼んでいるものの
(そんざいにちょくめんしているとかんじたばあいは)
存在に直面していると感じた場合は
(とくにいらだち、ときにはかんぜんにこうげきてきになることがあります。)
特に苛立ち、時には完全に攻撃的になることがあります。
(このあくえきのせいかくなせいしつは)
この悪疫の正確な性質は
(げんざいのところざいだんけんきゅういんらにしられていませんが、)
現在のところ財団研究員らに知られていませんが、
(それはscp-049にとってはかりしれないほど)
それはSCP-049にとって計り知れないほど
(おおきなかんしんごとであるようです。)
大きな関心事であるようです。
(scp-049は、じしんがあくえきにおかされているとみなした)
SCP-049は、自身が悪疫に冒されていると見なした
(こじんにたいしててきたいてきになり、)
個人に対して敵対的になり、
(まんがいちそのようなこじんにそうぐうしたばあいには)
万が一そのような個人に遭遇した場合には
(しばしばざいだんすたっふがこうそくしなければならなくなります。)
しばしば財団スタッフが拘束しなければならなくなります。
(それをよくせいされないままにしておいたばあい、)
それを抑制されないままにしておいた場合、
(scp-049はつうじょうそのようなこじんをれいがいなくころそうとします。)
SCP-049は通常そのような個人を例外なく殺そうとします。
(scp-049は、ちょくせつひふせっしょくすることによって)
SCP-049は、直接皮膚接触することによって
(せいめいたいのすべてのせいぶつがくてききのうをていしさせるのうりょくがあります。)
生命体の全ての生物学的機能を停止させる能力があります。
(これがどのようにしておこるのかはげんざいふめいであり、)
これがどのようにして起こるのかは現在不明であり、
(scp-049のぎせいしゃらのけんしかいぼうをもってしても)
SCP-049の犠牲者らの検死解剖をもってしても
(これまでのところけっしてけつろんはえられていません。)
これまでのところ決して結論は得られていません。
(scp-049はこれまで)
SCP-049はこれまで
(これらのさつがいのあとにらくたんやかいこんのねんをひょうめいしてきており、)
これらの殺害の後に落胆や悔恨の念を表明してきており、
(それはそれらのさつがいこういが)
それはそれらの殺害行為が
(「あくえき」をころすことをほとんどしなかったことをしめしていますが、)
「悪疫」を殺すことをほとんどしなかったことを示していますが、
(つうじょうそのあとじしんがつねにはだみはなさずもちあるいている)
通常その後自身が常に肌身離さず持ち歩いている
(くろいいしようばっぐのなかにはいっているどうぐぐんを)
黒い医師用バッグの中に入っている道具群を
(しようすることによってしたいにあらけずりなしゅじゅつをおこなおうとします。)
使用することによって死体に荒削りな手術を行おうとします。
(このしゅじゅつはつねに「せいこう」するわけではありませんが、)
この手術は常に「成功」するわけではありませんが、
(しばしばscp-049-2をつくりだすけっかとなります。)
しばしばSCP-049-2を作り出す結果となります。
(scp-049-2は、scp-049によってしゅじゅつされてそせいしたしたいです。)
SCP-049-2は、SCP-049によって手術されて蘇生した死体です。
(これらはじしんがいぜんゆうしていたきおくせいしんきのうの)
これらは自身が以前有していた記憶・精神機能の
(いずれもほじしておらず、)
いずれも保持しておらず、
(きほんてきなうんどうのうりょくおよび)
基本的な運動能力および
(おうとうめかにずむのみをゆうしているようにみえます。)
応答メカニズムのみを有しているように見えます。
(これらはつうじょうひかつどうてきであり、)
これらは通常非活動的であり、
(ほとんどうごかずそしてうごくときには)
ほとんど動かずそして動く時には
(つうじょうほこうするかたちをとりますが、)
通常歩行する形をとりますが、
(ゆうはつされたばあいまたはscp-049によってそうしじされたばあい、)
誘発された場合またはSCP-049によってそう指示された場合、
(きわめてこうげきてきになることができます。)
極めて攻撃的になることができます。
(scp-049-2がしめすせいぶつがくてききのうはかつどうてきであるものの、)
SCP-049-2が示す生物学的機能は活動的であるものの、
(げんざいりかいされているにんげんのせいりきのうとはおおいにことなっています。)
現在理解されている人間の生理機能とは大いに異なっています。
(これらのへんかにもかかわらず、)
これらの変化にもかかわらず、
(scp-049はしばしばそのひけんたいらが)
SCP-049はしばしばその被験体らが
(「ちりょうされた」ということをのべます。)
「治療された」ということを述べます。