曖歌

(あいにあいされてあいになく)

愛に愛されて　愛に泣く

(あいにあいされまたあいにわらう)

愛に愛され　また愛に笑う

(おれらがのこしたあしあとはかけがえないおもいでへとつながる)

俺らが残した足跡は　かけがえない思い出へと繋がる

(いつかうみのみえる６ｌｄｋ)

いつか海の見える　６LDK

(おれはさーふぃんおまえはいぬをつれ)

俺はサーフィン　お前は犬を連れ

(かていさいえんはーぶそだてひるどきにばるこにーでらんちして)

家庭菜園　ハーブ育て　昼時にバルコニーでランチして

(こどもはわーるどわいどにそなえてとなりまちにあるあめすくへ)

子供はワールドワイドに備えて　隣町にあるアメスクへ

(おくりむかえはおれのはーれーはたちになったらゆずるのがゆめ)

送り迎えは俺のハーレー　二十歳になったら譲るのが夢

(おそろいのうでどけいおなじじかんをきざもうぜ)

お揃いの腕時計　同じ時間を刻もうぜ

(ながれているめろでぃわらうのもおなじたいみんぐ)

流れているメロディ　笑うのも同じタイミング

(ついでにおまえのおやなんかもよんでまいとししょうがつわいはいって)

ついでにお前の親なんかも呼んで　毎年正月ワイハ行って

(かぞくでそろいのあろはをきてわいききうきうきしてさんぽしようぜ)

家族で揃いのアロハを着て　ワイキキ　ウキウキして散歩しようぜ

(おれもおとこだからいっしょうかけてとびたつろまんひこう)

俺も男だから　一生かけて飛び立つ浪漫飛行

(なんてもうそうもぼうそうしてにやけてるきのうもきょうも)

なんて妄想も暴走して　ニヤケてる昨日も今日も

(でもげんじつはよゆうもぜろなのにみてるおおきなゆめを)

でも　現実は余裕もゼロ　なのに見てる大きな夢を

(いまはまだむりまるでてのひらでとけるゆき)

今はまだ無理　まるで掌で溶ける雪

(あいにあいされてあいになく)

愛に愛されて　愛に泣く

(あいにあいされまたあいにわらう)

愛に愛され　また愛に笑う

(おれらがのこしたあしあとはかけがえないおもいでへとつながる)

俺らが残した足跡は　かけがえない思い出へと繋がる

(さぁしごとはやめにきりあげてじもとのえきでまちあわせ)

さぁ　仕事早めに切り上げて　地元の駅で待ち合わせ

(ちょこっとまっくでおちゃしてふたりむかったさきはよこはま)

ちょこっとマックでお茶して　二人向かった先は横浜

(ふらっとたちよるしゃれたみせずらっとならんだふくをみてる)

ふらっと立ち寄る洒落た店　ずらっと並んだ服を見てる

(「さぁどれでもすきなものえらんでいいよ」っていえたらかっこいいな)

「さぁ　どれでも好きなもの選んでいいよ」って言えたら格好いいな

(あのひみたえいがのてーまはだれもがすきならぶすとーりーさ)

あの日観た映画のテーマは　誰もが好きなラブストーリーさ

(しゅやくのふたりみたいにはなかなかうまくいかないな)

主役の二人みたいには　なかなか上手くいかないな

(でももしおまえがないてるならじぇーむす・ぼんどにだってなれるさ)

でも　もしお前が泣いてるなら　ジェームス・ボンドにだってなれるさ

(あんなかっこいいくるまはないけどおんぼろでむかえにいくよ)

あんな格好いい車はないけど　オンボロで迎えに行くよ

(おれもおとこだからほんもののあいでおまえをつつみたい)

俺も男だから　本物の愛でお前を包みたい

(そしてこころからほこれるじまんのおとこでありたい)

そして心から誇れる　自慢の男でありたい

(でもげんじつはちょきんもぜろみせてやれないちいさなゆめも)

でも　現実は貯金もゼロ　見せてやれない小さな夢も

(いまはまだむりまるでてのひらでとけるゆき)

今はまだ無理　まるで掌で溶ける雪

(あいにあいされてあいになく)

愛に愛されて　愛に泣く

(あいにあいされまたあいにわらう)

愛に愛され　また愛に笑う

(おれらがのこしたあしあとはかけがえないおもいでへとつながる)

俺らが残した足跡は　かけがえない思い出へと繋がる

(いまふたりでみているゆめにはとどかないのかも)

今　二人で見ている夢には届かないのかも

(それでもおれたちさいずのしあわせさがしにいこうぜ！)

それでも俺たちサイズの幸せ　探しに行こうぜ！

(あいにあいされてあいになく)

愛に愛されて　愛に泣く

(あいにあいされまたあいにわらう)

愛に愛され　また愛に笑う

(おれらがのこしたあしあとはかけがえないおもいでへとつながる)

俺らが残した足跡は　かけがえない思い出へと繋がる

(あいにあいされてあいになく)

愛に愛されて　愛に泣く

(あいにあいされまたあいにわらう)

愛に愛され　また愛に笑う

(おれらがのこしたあしあとはかけがえないみらいへとつながる)

俺らが残した足跡は　かけがえない未来へと繋がる