カラス

(やめてたまるかおまえとおれはむれたからすさ)

やめてたまるか　お前と俺は　群れたカラスさ

(いっしょうかけた！いちどのきずなしんぱいするな)

一生懸けた！　一度の絆　心配するな

(さいていだけどさいこうだってずっと)

最低だけど最高　だってずっと

(いつまでもずっといつまでも)

いつまでも　ずっといつまでも

(なぐりあってけなしあいてぇだちがいるから)

殴り合って　けなし合いてぇダチがいるから

(いつまでもずっといつまでも)

いつまでも　ずっといつまでも

(とおくはなれてもそばにいるまちがいねぇ)

遠く離れても　側にいる　間違いねぇ

(よう！けんかをそろそろやめて)

よう！　喧嘩をそろそろやめて

(けんたでめしおごるぜばくちでかせいだかねでかぜきってかたならべて)

ケンタで飯おごるぜ　博打で稼いだ金で　風切って肩並べて

(おなじぶたいにたつゆめみてたのにとつぜんきいたゆうぐれ)

同じ舞台に立つ夢見てたのに突然聞いた夕暮れ

(けついひょうめい「さきにいくぜ！」「わりぃな」)

決意表明　「先に行くぜ！」「わりぃな」

(そういってひとりとびたったふれんど「ちょっとまってて」)

そう言って独り飛び立ったフレンド「ちょっと待ってて」

(「まじつれえ」ってすべてすててかってすぎるおまえだけ)

「マジ辛え」って全て捨てて勝手すぎるお前だけ

(からすのむれはなれとおくへ)

カラスの群れ　離れ遠くへ

(それにくらべておれはごみやまにさくさくら)

それに比べて俺はゴミ山に咲く桜

(みつけたくてあせってけんかばっか)

見つけたくて焦って喧嘩ばっか

(ひっしだったつよがってたんだわかってくれ)

必死だった強がってたんだ　分かってくれ

(いつまでもずっといつまでも)

いつまでも　ずっといつまでも

(なぐりあってけなしあいてぇだちがいるから)

殴り合って　けなし合いてぇダチがいるから

(いつまでもずっといつまでも)

いつまでも　ずっといつまでも

(とおくはなれてもそばにいるまちがいねぇ)

遠く離れても　側にいる　間違いねぇ

(おまえいなくなってひとりごみまみれのまいにち)

お前いなくなって一人ゴミまみれの毎日

(ともにかんじたきもちだいじにまじがちに)

共に感じた気持ち大事に　マジ勝ちに

(そうじゃねぇとあわすかおがねえなのにｏｎｅｄａｙ)

そうじゃねぇと　会わす顔がねえ　なのに　One Day

(しゅうでんおりたらいないはずのおまえがなんで？)

終電降りたらいないはずのお前がなんで？

(あるいてんだ「おいっ！」よびとめたおれに)

歩いてんだ「おいっ！」呼び止めた俺に

(だれもいないほーむで「もうかんけいない」と)

誰もいないホームで「もう関係ない」と

(つばはいてまたはなれていくおまえのせなかに)

唾吐いてまた離れていくお前の背中に

(「ふざけんな！」とわかれつげ)

「ふざけんな！」と別れ告げ

(（でも）おれはねがってた「またいっしょに」ってことば)

(でも)俺は願ってた　「また一緒に」って言葉

(だがそらからはかなしみのあめが)

だが空からは悲しみの雨が

(でもあれからなんだかきになるほんとうのところ)

でもあれからなんだか気になる本当の所

(おもいあたるばしょひっしにさがしやっと)

思い当たる場所　必死に探しやっと

(みつけたおまえはやっぱはじめてたしごと)

見つけたお前はやっぱ始めてた仕事

(あたらしいなかまといっしょにやってたのをみて)

新しい仲間と一緒にやってたのを見て

(おどろきこのときもまたしっとしおれはじっとしてられるわけがねぇ)

驚きこの時もまた嫉妬し俺はじっとしてられる訳がねぇ

(ちかづくいっぽいっぽきづいたなかまのひとりにくちひらくそっと)

近付く一歩一歩　気づいた仲間の一人に口開く　そっと

(「あいつのことおしえてくれなにしてるのか？」)

「あいつの事教えてくれ　何してるのか？」

(「そうか、おまえがあいつのじまんのからすか？」)

「そうか、お前があいつの自慢のカラスか？」

(「あいつなぁ「おれのなかまはみんなすげぇ)

「あいつなぁ　「俺の仲間はみんなすげぇ

(だからぜったいまけらんねぇすよ」っておまえ、いってたぞ」)

だから絶対負けらんねぇすよ」ってお前、言ってたぞ」

(「たばこあんのか？」)

「タバコあんのか？」

(「そういえばあいつこんなうたうたってたなぁ」)

「そう言えばあいつこんな歌　歌ってたなぁ」

(しんぱいするなおまえとおれはむれたからすさ)

心配するな　お前と俺は　群れたカラスさ

(いっしょうかけた！いちどのきずなやめてたまるか)

一生懸けた！一度の絆　やめてたまるか

(さいていだけどさいこうｗｏｒｓｔ！)

最低だけど最高　WORST!

(なもなきからすよとびまわれ)

名も無きカラスよ　飛び回れ

(よごれたぶんだけかがやけるなら)

汚れた分だけ輝けるなら

(よどんだまちにくりだせ（さぁ）ふりむかずにふみだせた)

よどんだ町に繰り出せ　(さぁ)振り向かずに踏み出せた

(ただおとなはじぶんをまもるだけならおれらはおれらでいくだけ)

ただ大人は自分を守るだけ　なら俺らは俺らで行くだけ

(みくだすんならみおろせー！そうさおれらが・・・ｗｏｒｓｔ！)

見下すんなら見下ろせー！そうさ俺らが・・・WORST!

(なもなきからすのなのもとでよごれたぶんだけかがやけるから)

名も無きカラスの名の下で　汚れた分だけ輝けるから

(よどんだまちごとくいあらせくいなくごみくいあらせ)

よどんだ町ごと食い荒らせ　悔いなくゴミ食い荒らせ

(ただおとなはじぶんをまもるだけならおれらはおれらでいくだけ)

ただ大人は自分を守るだけ　なら俺らは俺らで行くだけ

(いまがたびだちのゆうやけとびたてとびたて)

今が旅立ちの夕焼け　飛び立て　飛び立て

(いつまでも・・・)

いつまでも・・・