もっと強く抱きしめたなら

(すこしだけつめたいかぜがふく)

少しだけ　冷たい風が吹く

(ゆうぐれのかえりみち)

夕暮れの帰り道

(かたよせてあるいた)

肩寄せて歩いた

(かいわさえとぎれたままだったね)

会話さえ　とぎれたままだったね

(たかなるむねとただ)

高なる胸とただ

(こみあげてくおもいおさえて)

こみあげてく　思い押さえて

(もっとつよくきみをだきしめたなら)

もっと強く君を抱きしめたなら

(もうほかにさがすものはない)

もう他に　探すものはない

(きせつはまためぐりゆくけれど)

季節はまた　巡りゆくけれど

(かわらないふたりだけは)

変わらない　二人だけは

(このまちにふりだしたあめさえ)

この街に　降りだした雨さえ

(きみをおもうとき)

君を想う時

(やわらかなやさしさになる)

やわらかな優しさになる

(さみしげなめをしてたきみだから)

さみしげな　眼をしてた君だから

(きっとわかるね)

きっとわかるね

(かけがえのないもの)

かけがえのない物

(このままでときがとまればいいと)

このままで　時が止まればいいと

(きみはいうけれど)

君は言うけれど

(なにひとつおそれることはない)

何一つ　恐れることはない

(もっとつよくきみをだきしめたなら)

もっと強く君を抱きしめたなら

(もうふたりまようことはない)

もう二人迷うことはない

(あふれたなみだもねむれぬよるも)

あふれた涙も　眠れぬ夜も

(わすれないいつのひにも)

忘れない　いつの日にも

(このまちになつかしいかぜがふく)

この街に　懐かしい風が吹く

(そしてもういちど)

そして　もう一度

(あるきたいおなじときを)

歩きたい　同じ時を

(もっとつよくきみをだきしめたなら)

もっと強く君を抱きしめたなら

(もうほかにさがすものはない)

もう他に　探すものはない

(きせつはまためぐりゆくけれど)

季節はまた　巡りゆくけれど

(かわらないふたりだけは)

変わらない　二人だけは

(もっとつよくきみをだきしめたなら)

もっと強く君を抱きしめたなら

(もうふたりまようことはない)

もう二人迷うことはない

(あふれたなみだもねむれぬよるも)

あふれた涙も　眠れぬ夜も

(わすれないいつのひにも)

忘れない　いつの日にも

(このまちになつかしいかぜがふく)

この街に　懐かしい風が吹く

(そしてもういちど)

そして　もう一度

(あるきたいおなじときを)

歩きたい　同じ時を