菅田将暉　ドラス

(かんちがいしないでくれ)

勘違いしないでくれ

(このどらまにさいしゅうかいなんてものはたぶんないんだ)

このドラマに最終回なんてものは多分ないんだ

(あしたからもいきていくわれわれは)

明日からも生きていく我々は

(きょうもましんがんをぶっぱなしてやる)

今日もマシンガンをぶっぱなしてやる

(あああこがれたむーびーすたーは)

あぁ憧れたムービースターは

(せかいへいわをねがってとろふぃーをすてた)

世界平和を願ってトロフィーを捨てた

(あぜんとたじろぐわれわれをしりめに)

唖然とたじろぐ我々を尻目に

(かんぺをみながらひとりででながいせりふをしゃべった)

カンペを見ながら一人で長い台詞をしゃべった

(ほおをつたうとうめいなえきたいを)

頬を伝う透明な液体を

(すごいねでかたづけちゃうのは)

すごいねで片づけちゃうのは

(なんだかさびしいね)

なんだか寂しいね

(ごみぶくろといっしょにかぜにまった)

ゴミ袋と一緒に風に舞った

(すずやかなそらはくらやみのなか)

涼やかな空は暗闇の中

(わきばらをつつくかぜのおとが)

わき腹をつつく風の音が

(ゆるされたゆるされた)

許された　許された

(ゆるされたゆるされたゆるされた)

許された　許された　許された

(かんちがいしないでくれ)

勘違いしないでくれ

(このどらまにさいしゅうかいなんてものはたぶんないんだ)

このドラマに最終回なんてものは多分ないんだ

(あしたからもいきていくわれわれは)

明日からも生きていく我々は

(きょうもましんがんをぶっぱなしてやる)

今日もマシンガンをぶっぱなしてやる

(あああこがれたあのでぃれくたーは)

あぁ憧れたあのディレクターは

(ごぞうろっぷをえぐってとろふぃーをうけた)

五臓六腑を抉ってトロフィーを受けた

(あぜんとたじろぐわれわれをしりめに)

唖然とたじろぐ我々を尻目に

(わいんをのみほしひとりでまっかにもえてねむった)

ワインを飲みほし一人で真っ赤に燃えて眠った

(きこえてくるあのひとのさけびを)

聞こえてくるあの人の叫びを

(えんでぃんぐてーまにしちゃうのは)

エンディングテーマにしちゃうのは

(なんだかかなしいね)

なんだか悲しいね

(さげすんだひとみのおくに)

蔑んだ瞳の奥に

(あでやかなくちべにがみえた)

艶やかな口紅が見えた

(かけなれたせりふをつかいまわし)

欠け慣れた台詞を使い回し

(くるわしたくるわした)

狂わした　狂わした

(くるわしたくるわしたくるわした)

狂わした　狂わした　狂わした

(もうすこしいっしょにゆめをみようよ)

もう少しいっしょに夢を見ようよ

(めがさめることをいわないでよ)

目が醒めることを言わないでよ

(わかってるからわかってるから)

わかってるから　わかってるから

(ゆめをみようとしてるんじゃないか)

夢を見ようとしてるんじゃないか

(だからもうすこしいっしょにゆめをみようよ)

だからもう少しいっしょに夢を見ようよ

(またたきはかべのむこうがわに)

瞬きは、壁の向こう側に

(ぴかぴかのつちけむりをあげた)

ピカピカの土煙をあげた

(けみかるなにおいだけはわかったもんで)

ケミカルな匂いだけはわかったもんで

(どうしたもんかとつっぷして)

どうしたもんかと突っ伏して

(どうしたもんかとつっぷして)

どうしたもんかと突っ伏して

(どうしたもんかとつっぷして)

どうしたもんかと突っ伏して

(どうしたもんかとつっぷして)

どうしたもんかと突っ伏して

(ごみぶくろといっしょにかぜにまった)

ゴミ袋と一緒に風に舞った

(すずやかなそらはくらやみのなか)

涼やかな空は暗闇の中

(わきばらをつつくかぜのおとが)

わき腹をつつく風の音が

(ゆるされたゆるされた)

許された　許された

(ゆるされたゆるされたゆるされた)

許された　許された　許された