遥か

(まどからながれるけしきかわらないこのまちたびだつ)

窓から流れる景色　変わらないこの街　旅立つ

(はるかぜまいちるさくらあこがればかりつよくなってく)

春風　舞い散る桜　憧ればかり強くなってく

(「どれだけさびしくてもじぶんできめたみちしんじて・・・」)

「どれだけ寂しくても　自分で決めた道信じて・・・」

(てがみのさいごのぎょうがあいつらしくてわらえる)

手紙の最後の行が　あいつらしくて笑える

(「だれかにうそをつくようなひとになってくれるな」ちちのねがいと)

「誰かに嘘をつくような人に　なってくれるな」　父の願いと

(「きずついたってわらいとばしてきずつけるよりぜんぜんいいね」ははのあい)

「傷ついたって　笑い飛ばして　傷つけるより全然いいね」　母の愛

(あのそらながれるくもおもいだすあのころのぼくは)

あの空　流れる雲　思い出す　あの頃の僕は

(ひとのいたみにきづかずなさけないよわさをかくしていた)

人の痛みに気づかず　情けない弱さを隠していた

(きづけばいつもだれかにささえられここまであるいた)

気づけばいつも誰かに支えられ　ここまで歩いた

(だからこんどはじぶんがだれかをささえられるように)

だから今度は自分が　誰かを支えられるように

(「まっすぐにやれよそみはするなへたくそでいい」ちちのえがおと)

「まっすぐにやれ　よそ見はするな　へたくそでいい」　父の笑顔と

(「しんじることはかんたんなことうたがうよりもきもちがいいね」ははのなみだ)

「信じる事は簡単な事　疑うよりも気持ちがいいね」　母の涙

(さようならまたあえるひまでふあんときたいをせおって)

さようなら　また会える日まで　不安と期待を背負って

(かならずゆめをかなえてえがおでかえるために)

必ず夢を叶えて　笑顔で帰るために

(ほんとうのつよさほんとうのじゆうほんとうのあいとほんとうのやさしさ)

本当の強さ　本当の自由　本当の愛と　本当の優しさ

(わからないまますすめないから「じぶんさがす」とこころにきめた)

わからないまま進めないから　「自分探す」と心に決めた

(はるかぜおもいとどけてなみだをやさしくつつんで)

春風　想い届けて　涙を優しく包んで

(かならずゆめをかなえてえがおでかえるために)

必ず夢を叶えて　笑顔で帰るために

(さようならしかられることもすくなくなっていくけれど)

さようなら　しかられる事も少なくなっていくけれど

(いつでもそばにいるからえがおでかえるから)

いつでもそばにいるから　笑顔で帰るから

(どれだけさびしくてもぼくらはあるきつづける)

どれだけ寂しくても　僕らは歩き続ける

(かならずかえるからおもいがかぜにまうあなたのほこりになる)

必ず帰るから　想いが風に舞う　あなたの誇りになる

(いざいこう)

いざ行こう