名も無き囚人

(どうだ？けがれたなもなきしゅうじんたちよ)

どうだ？穢れた名も無き囚人たちよ

(せいぜいくだらないじんせいをおくれ)

精々くだらない人生を送れ

(そんなくちからでまかせべらべらと)

そんな口から出任せベラベラと

(まけいぬどもがさわぎやがって)

負け犬どもが騒ぎやがって

(いいか？はきだしたつばはのむんじゃねえぞ)

いいか？吐き出した唾は飲むんじゃねえぞ

(ろくでもねえばしょだ)

ロクでもねえ場所だ

(せいとしのはざまにうごめくしょうどうはほんのうをむしばむ)

生と死の狭間にうごめく衝動は本能を蝕む

(しゅうたいをさらしてあわれなちゅうどくしゃも)

醜態を晒して哀れな中毒者も

(ほうしゅうにとびつくおろかなみっこくしゃも)

報酬に飛び付く愚かな密告者も

(せいりゃくにのまれるまぬけなぎせいしゃも)

政略に飲まれる間抜けな犠牲者も

(どいつもこいつもしんだめをしてる)

どいつもこいつも死んだ目をしてる

(そうぞうしたいじょうにあたまぶっとんでんな)

想像した以上に頭ぶっ飛んでんな

(きにくわぬだけでふくろにして)

気に食わぬだけでフクロにして

(どうしてわらってられんだよじょうだんだろ？)

どうして笑ってられんだよ冗談だろ？

(きもちわるいくうきだ)

気持ち悪い空気だ

(せいとしのはざまにしみるどうこくがみみざわりだ)

生と死の狭間に染みる慟哭が耳障りだ

(こうかつなかおしてばかなしはいしゃも)

狡猾な顔してバカな支配者も

(けんりょくにむらがるのうなしのぼうかんしゃも)

権力に群がる能無しの傍観者も

(どうちょうをきめこんだこしぬけはんぎゃくしゃも)

同調を決め込んだ腰抜け反逆者も

(どいつもこいつもしんでもおなじだろ)

どいつもこいつも死んでも同じだろ

(しゅうたいをさらしてあわれなちゅうどくしゃも)

醜態を晒して哀れな中毒者も

(ほうしゅうにとびつくおろかなみっこくしゃも)

報酬に飛び付く愚かな密告者も

(せいりゃくにのまれるまぬけなぎせいしゃも)

政略に飲まれる間抜けな犠牲者も

(どいつもこいつもしんだめをしてる)

どいつもこいつも死んだ目をしてる

(こうかつなかおしてばかなしはいしゃも)

狡猾な顔してバカな支配者も

(けんりょくにむらがるのうなしのぼうかんしゃも)

権力に群がる能無しの傍観者も

(どうちょうをきめこんだこしぬけはんぎゃくしゃも)

同調を決め込んだ腰抜け反逆者も

(どいつもこいつもしんでもおなじだろ)

どいつもこいつも死んでも同じだろ

(なんどもなんどもくりかえすんだろう)

何度も何度も繰り返すんだろう

(なもなきしゅうじんども)

名も無き囚人ども