Melody Box

(さあめろでぃーぼっくすあけてみればきこえてくるせんりつが)

さあメロディーボックス開けてみれば聞こえてくる旋律が

(ほらめろでぃーぼっくすあのおもいでをかなでているよ)

ほらメロディーボックスあの思い出を奏でているよ

(「わるくはないさ」といいきかせてるけなげなぼくのちかごろが)

「悪くはないさ」と言い聞かせてる健気な僕の近頃が

(なにかものたりないのは)

何か物足りないのは

(まよなかすぎにうえのへやからもれてくるこえのせいじゃない)

真夜中過ぎに上の部屋から漏れてくる声のせいじゃない

(それはわかってるけど)

それは分かってるけど

(まどべにおいたままのくたびれたおるごーる)

窓辺に置いたままのくたびれたオルゴール

(なつかしいめろでぃーとともにわすれてたあのひびが)

懐かしいメロディーと共に忘れてたあの日々が

(ちいさなはこのなかにあふれてる)

小さな箱の中に溢れてる

(さあめろでぃーぼっくすあけてみればきこえてくるせんりつが)

さあメロディーボックス開けてみれば聞こえてくる旋律が

(ものくろのおもいでにいろつけてぼくをつつむよ)

モノクロの思い出に色を付けて僕を包むよ

(きみがおこっているりゆうはぼくがでんわにでないからなのは)

君が怒っている理由は僕が電話に出ないからなのは

(さすがにわかってるさ)

さすがに分かってるさ

(ふたりでかったけれどうちにあるおるごーる)

二人で買ったけれどウチにあるオルゴール

(そっとふたをあけるとすぐにながれだすそのきょくが)

そっと蓋を開けるとすぐに流れ出すその曲が

(ぼくに「あやまりなさい」とつげてる)

僕に「謝りなさい」と告げてる

(このめろでぃーぼっくすつめこんできたぼくたちのおもいでが)

このメロディーボックス詰め込んできた僕達の思い出が

(ほらもういちどかなでていくよきれいなはーもにー)

ほらもう一度奏でていくよ綺麗なハーモニー

(そんなふうにぼくのうたもいつのひにかきみのむねに)

そんな風に僕の歌もいつの日にか君の胸に

(だいじなものをきざみつけるようにとわのひびきになれ)

大事なものを刻みつけるように永久の響きになれ

(さあめろでぃーぼっくすくちずさめばえがおがこぼれてくる)

さあメロディーボックス口ずさめば笑顔がこぼれてくる

(ほらめろでぃーぼっくすあのおもいでをかなでているよ)

ほらメロディーボックスあの思い出を奏でているよ

(おもいではいろあせてまちなみはうつろうけど)

思い出は色あせて街並みは移ろうけど

(ほらめろでぃーぼっくすひびいていくよいつまでもずっと)

ほらメロディーボックス響いていくよいつまでもずっと

(めろでぃーぼっくすいつのひにも)

メロディーボックスいつの日にも

(ほらめろでぃーぼっくすきみのむねに)

ほらメロディーボックス君の胸に