癒月　名もなき花の唄

(あたたかなゆめをきみとみてた)

暖かな夢を　君と見てた

(ありふれたけしきだけど)

ありふれた　景色だけど

(きみがむねにさしたそのはなが)

君が胸に差した　その花が

(わらうならそれだけでいい)

笑うなら　それだけでいい

(ずっとだれかをまっていたんだよ)

ずっと誰かを待っていたんだよ

(どんなにあめがつめたいひでも)

どんなに　雨が冷たい日でも

(てにしたぬくもりだきしめて)

手にした　温もり抱きしめて

(そばでわらった)

傍で　笑った

(きみとならきみがいるなら)

君となら　君がいるなら

(どこにでもあるいてゆこう)

どこにでも　歩いてゆこう

(きみがすきそうつたえるよ)

君が好き　そう伝えるよ

(どんなせかいにいても)

どんな世界にいても

(きみとぼくのちいさなてかさねて)

君と僕の小さな手重ねて

(ひとつずつたしかめあゆんだ)

ひとつずつ確かめ歩んだ

(そしてたどりついたこのときから)

そして　辿り着いたこの時から

(ゆめがおわりまたはじまってく)

夢が終わり　また始まってく

(そのはながいつかかれたとき)

その花が　いつか枯れたとき

(みつけたことをこうかいするの)

見つけたことを　後悔するの

(ぼくはそれでもいいというよ)

僕はそれでも　良いと言うよ

(あしたもそばにいたいから)

明日も傍に　いたいから

(そっとおとしたなみだをあたえよう)

そっと　落とした涙を与えよう

(どんなにかなしいできごとでも)

どんなに　悲しい出来事でも

(あのあたたかなひのばしょでは)

あの　暖かな日の場所では

(よろこびがさく)

喜びが　咲く

(きみだからきみがいたから)

君だから　君がいたから

(このときをあるいてきた)

この時を　歩いてきた

(きみがすきそうつたえるよ)

君が好き　そう伝えるよ

(これからさきもきみのいるそばで)

これから先も　君のいる傍で

(やまをこえるあのたびどりたちに)

山を越える　あの旅鳥たちに

(うまれてくるあらたなてでも)

生まれてくる　新たな手でも

(いのりをそえてたくそうきぼうをうたい)

祈りを添えて託そう　希望を歌い

(つぎのはるをむかえよ)

次の春を迎えよ

(ぼくはいるよわらっているよ)

僕はいるよ　笑っているよ

(とおくはなれたとしても)

遠く離れたとしても

(きみがすきそうつたえるよ)

君が好き　そう伝えるよ

(どんなせかいにいても)

どんな世界にいても

(さああるこうきみのそば)

さあ歩こう　君の傍

(きみとぼくのちいさなてかさねて)

君と僕の小さな手　重ねて

(ひとつずつたしかめあゆんだ)

ひとつずつ確かめ　歩んだ

(そしてたどりついたこのときから)

そして　辿り着いたこの時から

(ゆめがおわりまたはじまってく)

夢が終わり　また始まってく