真理絵　終わりなき空の果て

(どれくらいときがおりかさなればここから)

どれくらい時が　折り重なれば　ここから

(おとなへとかわってゆくだろう)

大人へと　変わってゆくだろう

(そんなことはかみさまでも)

そんなことは　神様でも

(わからないはずなのに)

わからない　はずなのに

(きのうよりちょっと)

昨日より　ちょっと

(せのびしてあるいた)

背伸びして　歩いた

(かぜのにおいやさしくゆれながら)

風の匂い　優しく　揺れながら

(ほどけてまるめたてがみをいまでも)

解けて丸めた　手紙を今でも

(ずっとにぎりしめてるわたせずに)

ずっと　握り締めてる　渡せずに

(さよならこうかいしないなんてつよがるけれど)

さよなら　後悔しないなんて　強がるけれど

(いびつなままのこころだけがのこった)

歪なままの　心だけが残った

(すこしずつかわるきせつのいろになれても)

少しずつ変わる　季節の色に慣れても

(うまらないばしょだけいろあせて)

埋まらない　場所だけ色褪せて

(おなじようなきもちのまま)

同じような　気持ちのまま

(いまもまだわらえてる)

今もまだ　笑えてる

(あしたならもっとまえをみてあるける)

明日ならもっと　前を見て歩ける

(はなのかおりかすかにおもいだす)

花の香り　微かに　思い出す

(よこがおすべてがきえてもさめても)

横顔全てが　消えても冷めても

(きっとなにもかわらずあけてゆく)

きっと　何も変わらず　明けてゆく

(おはようきおくはなくならない)

おはよう　記憶は無くならない

(そらがはてても)

空が果てても

(であえたきせきこのてにあるしんじつ)

出会えた奇跡　この手にある真実

(わすれはしないとわにいきつづける)

忘れはしない　永久に生き続ける

(かたをよせてみあげたいちばんぼしに)

肩を寄せて　見上げた　一番星に

(ちかうよねがいがひとつかなうなら)

誓うよ願いが　一つ叶うなら

(もっとそばにいさせてもどりたいあのひに)

もっとそばに居させて　戻りたい　あの日に

(こうかいしないなんてつよがるけれど)

後悔　しないなんて　強がるけれど

(いびつなままのこころがいまもいたいよ)

歪なままの　心が今も　痛いよ

(すべてがきえてもさめても)

全てが　消えても冷めても

(きっとなにもかわらずあけてゆく)

きっと何も変わらず　明けてゆく

(おはようきおくはなくならない)

おはよう記憶は　無くならない

(そらがはてても)

空が果てても

(であえたきせきこのてにあるしんじつ)

出会えた奇跡　この手にある真実