面白い話 ~20年後の彼ら~ 第4話-1
関連タイピング
-
プレイ回数7.5万短文かな330打
-
プレイ回数2.4万かな390打
-
プレイ回数1734133打
-
プレイ回数8.9万長文かな30秒
-
プレイ回数896かな103打
-
プレイ回数2.1万198打
問題文
(すねおはまんしょんのまえでたくしーをおりた。)
スネ夫はマンションの前でタクシーを降りた。
(おーとろっくのいりぐちをくぐり、えれべーたーをまつ。)
オートロックの入り口をくぐり、エレベーターを待つ。
(すねお(のびたはしっかりしたようで、やっぱりあいかわらずだな。)
スネ夫(のび太はしっかりしたようで、やっぱり相変わらずだな。
(しずかちゃんをできすぎにもっていかれちゃってさ))
しずかちゃんを出木杉に持っていかれちゃってさ)
(えれべーたーにのりこみ、じょうしょうをかんじながらすねおはむかしをおもいだした。)
エレベーターに乗り込み、上昇を感じながらスネ夫は昔を思い出した。
(いつからだろうか、すねおはのびたとしずかのけっこんをのぞむようになっていた。)
いつからだろうか、スネ夫はのび太としずかの結婚を望むようになっていた。
(それはたいむてれびでみたしあわせなこうけいのせいだろうか?)
それはタイムテレビで見た幸せな光景のせいだろうか?
(あのみらいだけはかわってほしくない。そうおもっているじぶんにすねおはおどろく。)
あの未来だけは変わってほしくない。そう思っている自分にスネ夫は驚く。
(むかしはじぶんだって、しずかのことがすきだったはずなのに。)
昔は自分だって、しずかのことが好きだったはずなのに。
(すねお(どらえもんのせい、かな))
スネ夫(ドラえもんのせい、かな)
(じぶんのへやのまえにつくと、ぽけっとにてをつっこんでかぎをさがす。)
自分の部屋の前に着くと、ポケットに手を突っ込んで鍵を探す。
(と、そのときすねおはいわかんをかんじ、かおをあげた。)
と、そのときスネ夫は違和感を感じ、顔を上げた。
(まどからあかりがもれていた。でかけにあかりはぜんぶけしたはずなのに。)
窓から明かりが漏れていた。出掛けに明かりは全部消したはずなのに。
(すねお(だれか・・・・・・いる))
スネ夫(誰か……いる)
(きょくりょくおとをたてないようしんちょうにかぎをあけると、)
極力音を立てないよう慎重に鍵を開けると、
(すねおはしずかにどあをあけけいかいしながらげんかんにみをすべりこませた。)
スネ夫は静かにドアを開け警戒しながら玄関に身を滑り込ませた。
(かさたてからおきにいりのばーばりーのこうきゅうかさをひきぬくと、)
傘立てからお気に入りのバーバリーの高級傘を引き抜くと、
(りょうてでかまえながらへやのなかへはいっていく。)
両手で構えながら部屋の中へ入っていく。
(そのときだった。)
そのときだった。
(とつじょひらいたうぉーくいんくろーぜっとからひとかげがとびだし、とびついてきた。)
突如開いたウォークインクローゼットから人影が飛び出し、飛びついてきた。
(かさをそちらにかまえなおすひまもなく、すねおはじゆうをうばわれる。)
傘をそちらに構えなおす暇もなく、スネ夫は自由を奪われる。
※誹謗中傷、公序良俗に反するコメント、個人情報の投稿、歌詞の投稿、出会い目的の投稿、無関係な宣伝行為は禁止です。削除対象となります。
※このゲームにコメントするにはログインが必要です。
※コメントは日本語で投稿してください。