第55回 スピード検定試験2

背景
投稿者投稿者maronいいね1お気に入り登録
プレイ回数3781難易度(4.4) 3312打 長文
第55回(平成30年12月)スピード検定試験
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 maro 6914 S++ 7.0 97.8% 476.8 3371 74 64 2024/10/04
2 undine 6419 S 6.6 96.0% 485.1 3249 135 64 2024/10/30
3 茶々 5468 B++ 5.7 94.7% 586.3 3396 190 64 2024/10/27
4 なり 5062 B+ 5.3 95.0% 620.0 3310 171 64 2024/10/16
5 ブリキ 4433 C+ 4.6 95.7% 710.0 3294 146 64 2024/11/10

関連タイピング

問題文

ふりがな非表示 ふりがな表示

(かくちにてんざいするにほんのふうどといこくぶんかがゆうごうしたきょうかいは、)

各地に点在する日本の風土と異国文化が融合した教会は、

(ぶんかてきないさんとしてのかちをもつだけでなく、)

文化的な遺産としての価値を持つだけでなく、

(かんこうめいしょとしてもちゅうもくされています。)

観光名所としても注目されています。

(それらはおもに、がいこくじんによってひらかれたちで、)

それらは主に、外国人によって開かれた地で、

(しぜんはっせいてきにけんちくされていったとかんがえられています。)

自然発生的に建築されていったと考えられています。

(めいじ19ねん、あるひとりのがいこくじんせんきょうしがきゅうかにやってきたことが、)

明治19年、ある一人の外国人宣教師が休暇にやって来たことが、

(かるいざわのりぞーとかのはじまりだとされています。)

軽井沢のリゾート化の始まりだとされています。

(かれはそのうつくしいしぜんとすごしやすいきこうにかんげきし、)

彼はその美しい自然と過ごしやすい気候に感激し、

(このちをやねのないびょういんとぜっさんしたといわれています。)

この地を屋根のない病院と絶賛したといわれています。

(そして、ゆうじんたちにもすいしょうしたことで、)

そして、友人たちにも推奨したことで、

(さらにくちづたえでひろまっていき、つぎつぎにべっそうがたてられていきました。)

さらに口伝えで広まっていき、次々に別荘が建てられていきました。

(こうして、なつにはすずしさをもとめておおくのひとがおとずれるようになるのです。)

こうして、夏には涼しさを求めて多くの人が訪れるようになるのです。

(ひとがおおくあつまるようになったことできょうかいがけんちくされるようになりました。)

人が多く集まるようになったことで教会が建築されるようになりました。

(めいじ28ねん、えきからほどとおいばしょにさいしょのれいはいどうがつくられました。)

明治28年、駅からほど遠い場所に最初の礼拝堂が造られました。

(なんどかぞうかいちくされ、げんざいもそのすがたをみることができます。)

何度か増改築され、現在もその姿を見ることができます。

(おとずれるひとびとのやすらぎのばとして、)

訪れる人々の安らぎの場として、

(きほんてきににっちゅうはねんかんをとおしてひらかれているようです。)

基本的に日中は年間を通して開かれているようです。

(また、かるいざわできょしきをしたいとねがうひとびとにとってにんきのばしょとなっています。)

また、軽井沢で挙式をしたいと願う人々にとって人気の場所となっています。

(このきょうかいのないぶは、こうぞうざいであるおおきなまるたがむきだしになっています。)

この教会の内部は、構造材である大きな丸太が剥き出しになっています。

(それは、とうじのにほんにはないぎほうだったといわれています。)

それは、当時の日本にはない技法だったといわれています。

など

(これによって、たかいてんじょうくうかんがじつげんし、)

これによって、高い天井空間が実現し、

(しょうごんでじゆうなふんいきをつくりだしています。)

荘厳で自由な雰囲気を創り出しています。

(ほかにもわしをつかったでざいんでしょうじをいめーじさせるまどをせっちしており、)

他にも和紙を使ったデザインで障子をイメージさせる窓を設置しており、

(これはにほんへのけいいをあらわしているようにもみえます。)

これは日本への敬意を表しているようにも見えます。

(もくざいのめんをわざとうねらせたり、ふぞろいになるようにしあげたりして、)

木材の面をわざとうねらせたり、不揃いになるように仕上げたりして、

(きかいできんいつにかっとをほどこすおうべいのすたいるとは)

機械で均一にカットを施す欧米のスタイルとは

(あきらかにことなるくふうをしています。)

明らかに異なる工夫をしています。

(れいりょうなちにたたずむそぼくなもくぞうのたてものは、ながいねんげつをかけてひとびとにあいされ、)

冷涼な地にたたずむ素朴な木造の建物は、長い年月をかけて人々に愛され、

(いまもそのみりょくをはなちつづけています。)

今もその魅力を放ち続けています。

(さて、みなとまちにあるよこはまやこうべでは、)

さて、港町にある横浜や神戸では、

(えどじだいにがいこくじんがとくべつにそんざいをゆるされたきょりゅうちとして、)

江戸時代に外国人が特別に存在を許された居留地として、

(めいじいこうさらにはってんしていきました。)

明治以降さらに発展していきました。

(あるえりあにかたまるようにしてすんでいたため、)

あるエリアに固まるようにして住んでいたため、

(まるでそこはちいさなくにのようでした。)

まるでそこは小さな国のようでした。

(かれらは、とおくはなれたこきょうのいめーじをそのままけんぞうぶつにはんえいさせたのです。)

彼らは、遠く離れた故郷のイメージをそのまま建造物に反映させたのです。

(きょたくだけでなく、きょうかいもたてられ、それらはどうきょうのせっけいしがてがけていました。)

居宅だけでなく、教会も建てられ、それらは同郷の設計士が手掛けていました。

(げんざいもぶんかざいとしてのこされているので、)

現在も文化財として残されているので、

(みたことがあるというひともおおいでしょう。)

見たことがあるという人も多いでしょう。

(がいこくじんけんちくかがしごとをするさいに、)

外国人建築家が仕事をする際に、

(もっともおどろいたのはにほんのしょくにんたちだったといいます。)

最も驚いたのは日本の職人たちだったといいます。

(だいく、さかんをはじめ、たてぐやうるし、もくざいのせんもんなど、)

大工、左官をはじめ、建具や漆、木材の専門など、

(おおぜいがちーむをくんでげんばをしきっていました。)

大勢がチームを組んで現場を仕切っていました。

(むごんながらも、かれらのぎじゅつのたかさやすぴーど、かんせいど、)

無言ながらも、彼らの技術の高さやスピード、完成度、

(そしてかたづけのあざやかさにかんげきしたのだそうです。)

そして片付けの鮮やかさに感激したのだそうです。

(まるでかみわざのようだとくちにしたひともいたほどです。)

まるで神業のようだと口にした人もいたほどです。

(いっぱんのかおくはもちろん、じんじゃぶっかくにおいて、)

一般の家屋はもちろん、神社仏閣において、

(そのせんさいでしなやかなしごとぶりがじゅうようなやくわりをになっているということを)

その繊細でしなやかな仕事ぶりが重要な役割を担っているということを

(かんじとったのかもしれません。)

感じ取ったのかもしれません。

(きょうかいけんちくにおいても、そのびいしきをてっていてきにとりいれ、)

教会建築においても、その美意識を徹底的に取り入れ、

(みごとなまでのさくひんとしてつくりあげていきました。)

見事なまでの作品として作り上げていきました。

(それらがいまでもたいせつにかんりされ、じゆうにかんしょうできることは、)

それらが今でも大切に管理され、自由に鑑賞できることは、

(とてもきちょうなことだといえるでしょう。)

とても貴重なことだといえるでしょう。

(かれらがつくったたてものによってうみだされたけいかんやふんいきは、)

彼らが造った建物によって生み出された景観や雰囲気は、

(げんざいもそれぞれのちにおおきなえいきょうをあたえています。)

現在もそれぞれの地に大きな影響を与えています。

(いこくじょうちょあふれるそのちは、)

異国情緒あふれるその地は、

(あるくだけでもかんこうきゃくのこころをつかんではなさないでしょう。)

歩くだけでも観光客の心を掴んで離さないでしょう。

(それぞれのようしきは、ごしっくやもだにずむ、)

それぞれの様式は、ゴシックやモダニズム、

(ぽすともだんといったようにさまざまで、)

ポストモダンといったように様々で、

(とういつされていないにもかかわらず、)

統一されていないにもかかわらず、

(そのうつくしさはどのじだいのひとびともみりょうしてきました。)

その美しさはどの時代の人々も魅了してきました。

(こわされることなく、むしろそのふんいきをいかすように、)

壊されることなく、むしろその雰囲気を生かすように、

(げんだいまでうけつがれているのです。)

現代まで受け継がれているのです。

(ふるいはずなのにいまもあたらしさをかんじるそのたたずまいに、)

古いはずなのに今も新しさを感じるそのたたずまいに、

(けいいをはらわずにはいられません。)

敬意を払わずにはいられません。

問題文を全て表示 一部のみ表示 誤字・脱字等の報告

maronのタイピング

オススメの新着タイピング

タイピング練習講座 ローマ字入力表 アプリケーションの使い方 よくある質問

人気ランキング

注目キーワード