KAN / すべての悲しみにさよならするために

(いつからきみはどんなふうにぼくを)

いつから君はどんな風にぼくを

(いたむほどにすきになっていたの)

痛むほどに　好きになっていたの

(きみのまんなかにいまぼくがいること)

君の真ん中に今ぼくがいること

(たしかめるようにきみのなをよぶ)

確かめるように君の名を呼ぶ

(やさしさのいみまちがえぬように)

優しさの意味　間違えぬように

(きみのすきまをうめていこう)

君の隙間をうめて行こう

(きみがわらうとききみがかなしむとき)

君が笑う時　君が悲しむ時

(そのすべてをうけとめていたい)

そのすべてを　受けとめていたい

(もしもこのおもいがきみにとどいているのなら)

もしもこの想いがきみに届いているのなら

(いますぐここにきていつでもそばにいて)

いますぐここに来て　いつでもそばにいて

(そしてこわれるほど)

そしてこわれるほど

(きみのことだきしめてたい)

君のこと抱きしめてたい

(すべてのかなしみにさよならするために)

すべての悲しみにさよならするために

(しずかにこいがおわるとき)

静かに恋が終わる時

(ひとはなにをうらみだれをうらやむの)

人は何を恨み誰を羨むの

(これからふたりにおこりうるすべてを)

これから二人に起こりうるすべてを

(ゆるせるときあいはおわらない)

許せるとき　愛は終わらない

(それでもときどきはふあんになるよるもあるよ)

それでも時々は不安になる夜もあるよ

(きみがふとどこかにきえてしまわないかと)

君がふとどこかに消えてしまわないかと

(いきもできないほど)

息もできないほど

(きみのことだきしめてたい)

君のこと抱きしめてたい

(すべてのゆううつにさよならするために)

すべての憂鬱にさよならするために

(とおいとおいむかしにふたり)

遠い遠い昔に二人

(おなじせかいにうまれたように)

同じ世界に生まれたように

(きっとかさなりあうぐうぜんにきづかぬうちに)

きっと重なり合う偶然に気づかぬうちに

(まもられてるそうしんじていよう)

守られてる　そう信じていよう

(もしもこのおもいがきみにとどいているのなら)

もしもこの想いが君に届いているのなら

(いますぐここにきていつでもそばにいて)

いますぐここに来て　いつでもそばにいて

(そしてこわれるほど)

そしてこわれるほど

(きみのことだきしめてたい)

君のこと抱きしめてたい

(すべてのかなしみにさよならするために)

すべての悲しみにさよならするために

(そしてこのおもいがふたりにおいてえいえんなら)

そしてこの想いが二人に於いて永遠なら

(すべてはきみのためすべてはぼくのため)

すべては君のため　すべてはぼくのため

(こえもゆるさぬほどきみのことだきしめてたい)

声も許さぬほど　君のこと抱きしめてたい

(すべてのゆううつにさよならするために)

すべての憂鬱にさよならするために