鴉
『憤怒』
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歌詞(問題文)
(このみらいはこのいのちは)
この未来は この命は
(かりもののでくだとしっていた)
借り物の木偶だと知っていた
(ただだれかのはけぐちであるだけ)
ただ誰かの捌け口であるだけ
(こんなみにもながれるちのいろなんて)
こんな身にも流れる血の色なんて
(しるはずもないしるよしもない)
知るはずもない 知るよしもない
(きみのけとばしたいしのはへんが)
君の蹴とばした石の破片が
(ぬけないや)
抜けないや
(いたずらでぬられたくれよん)
悪戯で塗られたクレヨン
(ぼくはろじうらのからす)
ボクは路地裏の鴉
(きっとくもるそらをにらむがおにあい)
きっと 曇る空を睨むがお似合い
(もえないごみよりもたしかな)
燃えないゴミよりも確かな
(おきばしょもないこげたつばさ)
置き場所もない 焦げた翼
(とうめいよりのくろに)
透明よりの黒に
(そめられていくぬりえ)
染められていく塗り絵
(かなしいほどになじむやみや)
悲しいほどに馴染む闇や
(こうたくのないよるがすいこんだ)
光沢のない夜が吸い込んだ
(はばたくたびふえる)
羽ばたく度増える
(このいかりのしょざいをどこへやろう)
この怒りの所在をどこへやろう
(つめたいみずをあびるよるは)
冷たい水を浴びる夜は
(なきごとかくすにはかっこうさ)
泣き言隠すには格好さ
(きえないよごれならば)
消えない汚れならば
(あとをにごすこともない)
後を濁すこともない
(まばゆいくぐいになれずとも)
眩い鵠になれずとも
(むよくなつばさをのぞんでいた)
無欲な翼を望んでいた
(かるはずみできみにふまれたこころ)
軽はずみで君に踏まれた心
(つくろいながら)
繕いながら
(なんぜんかい)
何千回
(あいのふたしかさにないたら)
愛の不確かさに泣いたら
(よのふじょうりにないたら)
世の不条理に泣いたら
(きっといろあせるとしんじていたの)
きっと色褪せると信じていたの
(もえないごみよりもたしかな)
燃えないゴミよりも確かな
(おきばしょもないこげたつばさ)
置き場所もない 焦げた翼
(とうめいよりのくろに)
透明よりの黒に
(そめられていくぬりえ)
染められていく塗り絵
(かなしいほどになじむやみや)
悲しいほどに馴染む闇や
(こうたくのないよるがすいこんだ)
光沢のない夜が吸い込んだ
(かるはずみできみにふまれたみらいを)
軽はずみで君に踏まれた未来を
(のろいながら)
呪いながら
(はばたくたびふえる)
羽ばたく度増える
(このいかりのしょざいをどこへやろう)
この怒りの所在をどこへやろう