ラストソング

(しらんかおしてよるのむれゆえんしょざいはいたみになって)

知らん顔して夜の群れ 所以 所在は痛み荷って

(しょうみほんらいどういのうえせかいはさくそうばぐをおこした)

正味 本来 同意の上 世界は錯綜 バグを起こした

(めをさましてよるのむれぐらすたたいてきみをさそった)

目を覚まして夜の群れ グラス叩いて君を誘った

(ぜんぶぜんぶわるいゆめいまくらいはきみをゆだねて)

全部 全部 悪い夢 今くらいは君を委ねて

(ああよってしまえよぜつぼうはたくさんだ)

ああ 酔ってしまえよ 絶望はたくさんだ

(ゆらせふあんていしんせかいでおどれあんとうのせかいでおどれ)

揺らせ 不安定新世界で踊れ 暗闘の世界で踊れ

(くうかくわれるなんかのよるをにらんで)

食うか食われるなんかの夜を睨んで

(のいじーあんこーるのやまない)

ノイジー アンコールの止まない

(いっさいがでぃすこーどのなかきみにささぐらすとそんぐ)

一切がディスコードの中 君に捧ぐラストソング

(またよいがまわるふりをした)

また酔いが回るフリをした

(おどるはいかぶりがほすと)

踊る 灰かぶりがホスト

(いたみをしろうだなんてさだれかわらった)

「痛みを知ろうだなんてさ」誰か嗤った

(しらんかおしてだれのかげ)

知らん顔して 誰の影？

(おどけてぴえろをきどってしまう)

お道化てピエロを気取ってしまう

(そんなわるいくせだれにだってさとられないように)

そんな悪い癖 誰にだって悟られないように

(こうていかんがしんそうとざしていく)

肯定感が真相閉ざしていく

(いたみこうかいいえないくるしみしょうがいぼくにゆだねて)

痛み 後悔 癒えない苦しみ 生涯 ボクに委ねて

(きみのさみしいぜんぶをたべにきたんだ)

君の寂しい全部を食べにきたんだ

(なんばーふつごうはあいきょう)

ナンバー 不都合は愛嬌

(しょうたいはそーだにきえたまにあわせのらすとそんぐ)

正体はソーダに消えた 間に合わせのラストソング

(ねむいめをこするふりをした)

眠い目を擦るフリをした

(かめんかぶってどろをすすって)

仮面被って 泥をすすって

(これでいいこれでいいんだふいにこぼしてきえた)

これでいい これでいいんだ 不意に零して消えた

(ああいったいぼくはだれだっけぼくはだれだっけ)

ああ いったいボクは誰だっけ ボクは誰だっけ

(しりたいのしらないよもうたくさんなんだよ)

知りたいの？ 知らないよ もうたくさんなんだよ

(ふあんていしんせかいでおどるあんとうのせかいでおどる)

不安定新世界で踊る 暗闘の世界で踊る

(このかりそめのぼくとおどりあかして)

この仮初のボクと 踊り明かして

(のいじーあんこーるのやまない)

ノイジー アンコールの止まない

(いっさいがでぃすこーどのなかきみにささぐらすとそんぐ)

一切がディスコードの中 君に捧ぐラストソング

(またよいがまわりきみとわらっているふりをした)

また酔いが回り 君と笑っているフリをした