ドラドの悲劇
作詞・作曲:傘村トータ
歌:IA&Fukase(vocaloid)
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歌詞(問題文)
(すきだらけのせなかにはねはない)
隙だらけの背中に羽はない
(おおきなきずがのこっているだけ)
大きな傷が残っているだけ
(わけあってなくしちゃったんだと)
訳あって失くしちゃったんだと
(すこしまえにきいたばかり)
少し前に聞いたばかり
(わたしたちはひとりにいっしょくの)
私たちは一人に一色の
(はねあたえられていきている)
羽 与えられて生きている
(あなたのはねはなにいろだったの?)
あなたの羽は何色だったの?
(わらってあなたはこたえない)
笑ってあなたは答えない
(わたし、あなたにかくしごとをしてる)
私、あなたに隠し事をしてる
(わたしははねをあたえることができる)
私は羽を与えることができる
(そのかわりわたしのはねはなくなるけど)
そのかわり私の羽はなくなるけど
(あなたにならあげていいよ)
あなたにならあげていいよ
(どんないろがにあうだろう)
どんな色が似合うだろう
(わたしのこがねはあなたににあうかな?)
私の黄金はあなたに似合うかな?
(じょうだんめかしそんなこといったら)
冗談めかし そんなこと言ったら
(あなたはみたことないかおして)
あなたは見たことない顔して
(「いますぐうせろ」といった)
「今すぐ失せろ」と言った
(すきだらけのせなかにはねはない)
隙だらけの背中に羽はない
(おおきなきずがのこっているだけ)
大きな傷が残っているだけ
(あなたがじぶんできりおとしたんだと)
あなたが自分で切り落としたんだと
(すこしまえにしったばかり)
少し前に知ったばかり
(わたしたちはなぜひとりにいっしょくの)
私たちはなぜ一人に一色の
(はねあたえられていきているの?)
羽 与えられて生きているの?
(はねのあるあなたはどんなだったのか)
羽のあるあなたはどんなだったのか
(もうにどとうかべたりしないよ)
もう二度と浮かべたりしないよ
(ぼくはきみにかくしごとをしている)
僕は君に隠し事をしている
(ぼくはむかし、はねをあたえることができた)
僕は昔、羽を与えることができた
(きみをいろどってるこがねいろは)
君を彩ってる黄金色は
(ほんらいきみのいろなんかじゃない)
本来 君の色なんかじゃない
(はじめてあったきみのはねは)
初めて会った君の羽は
(みたことないほどくろいいろをしてた)
見たことないほど黒い色をしてた
(くろいつばさはふこうをよぶうわさ)
黒い翼は不幸を呼ぶ噂
(きみはいつもおなじかおして)
君はいつも同じ顔して
(「きえたい」とつぶやいた)
「消えたい」と呟いた
(ちがうよ、きえるべきはきみじゃなくて)
違うよ、消えるべきは君じゃなくて
(そのしっこくのはねのほうだろ)
その漆黒の羽のほうだろ
(「きおくとひきかえに、はねのいろがかわるなら)
「記憶と引き換えに、羽の色が変わるなら
(そうしたいとおもうかい?」)
そうしたいと思うかい?」
(どんないろがにあうだろう)
どんな色が似合うだろう
(ごめんねぼくにえらぶちからはないよ)
ごめんね僕に選ぶ力はないよ
(でもぼくのこがねいろはきっときみににあうだろう)
でも僕の黄金色はきっと君に似合うだろう
(さよなら)
さよなら
(またこんど、「はじめてあった」ら)
また今度、「初めて会った」ら
(すてきなはねだとえがおでほめてあげる)
素敵な羽だと笑顔で褒めてあげる
(なきつかれてねむっているきみに)
泣き疲れて眠っている君に
(そっとうつしかえるために)
そっと移し変えるために
(ぼくはとびきりおおきいはものを)
僕はとびきり大きい刃物を
(ふるえるてでせなかにあて)
震える手で背中にあて
(はねをきりおとした)
羽を切り落とした
(すきだらけのせなかにはねはない)
隙だらけの背中に羽はない
(おおきなきずがのこっているだけ)
大きな傷が残っているだけ
(わけあってなくしちゃったんだと)
訳あって失くしちゃったんだと
(すこしまえにいったばかり)
少し前に言ったばかり