星の奏でる歌

(さがしものひとつ)

探し物　ひとつ

(ほしのわらうこえ)

星の笑う声

(かぜにまたたいて)

風に瞬いて

(てをのばせばつかめるよ)

手を伸ばせば　掴めるよ

(かけまわるさかなたち)

駆け回る　魚たち

(やさしいあめつつまれて)

優しい雨　包まれて

(あたたかくひろいせに)

暖かく　広い背に

(ほほよせねがった)

頬寄せ　願った

(ひとみとじればきっとみつかる)

瞳閉じれば　きっと見つかる

(まようきみをみちびくひかり)

迷う君を　導く光

(みみをすませばきっときこえる)

耳を澄ませば　きっと聞こえる

(ねむるきみにかなでるうたが)

眠る君に　奏でる歌が

(さがしものふたつ)

探し物　ふたつ

(そらにさくにおい)

空に咲く匂い

(あさがほほえんで)

朝が微笑んで

(こゆびのさきからめたひ)

小指の先　絡めた日

(みあげればいつだって)

見上げれば　いつだって

(おもいたちがこをえがき)

想い達が　弧を描き

(たいせつなあのひとに)

大切なあの人に

(であえるきがする)

出会える気がする

(ひとみとじればきっとみつかる)

瞳閉じれば　きっと見つかる

(まようきみをみちびくひかり)

迷う君を　導く光

(みみをすませばきっときこえる)

耳を澄ませば　きっと聞こえる

(ねむるきみにかなでるうたが)

眠る君に　奏でる歌が

(くものむこういきたいばしょ)

雲の向こう　行きたい場所

(ぬれたかさとかいちゅうどけい)

濡れた傘と　懐中時計

(こわれそうでちいさなせを)

壊れそうで　小さな背を

(つかまえててくれたよね)

捕まえてて　くれたよね

(さしだしたてのひらに)

差し出した　てのひらに

(こぼれおちたほしくずは)

零れ落ちた　星屑は

(まっくらなせかいでも)

真っ暗な　世界でも

(きみをてらすから)

君を　照らすから

(ひとみとじればきっとみつかる)

瞳閉じれば　きっと見つかる

(まようきみをみちびくひかり)

迷う君を　導く光

(みみをすませばきっときこえる)

耳を澄ませば　きっと聞こえる

(ねむるきみをそっとゆりおこすうた)

眠る君を　そっと揺り起こす歌

(ずっとずっとずっとずっとそばにいた)

ずっとずっと　ずっとずっと　そばにいた

(ずっとずっとずっとずっといつまでも)

ずっとずっと　ずっとずっと　いつまでも

(ずっとずっとずっとずっとそばにいる)

ずっとずっと　ずっとずっと　そばにいる

(やさしいきみがわらえるように)

優しい君が　笑えるように