茶太　り・あ・るるる

(あじのないしょくじにあきて)

味のない　食事に飽きて

(おおめにいれたちょうみりょう)

多めに入れた　調味料

(くずれたばらんすは)

崩れた　バランスは

(なにをしてももどらなくて)

何をしても　戻らなくて

(まるでげーむのように)

まるで　ゲームのように

(ななめうえからときどきみてる)

斜め上から　時々見てる

(り・あ・るるる)

り・あ・るるる

(なにもかんじないの)

何も　感じないの

(べつにこまらないからいいんだけどね)

別に困らないから　いいんだけどね

(り・あ・るるる)

り・あ・るるる

(きょうもこのせかいは)

今日も　この世界は

(のりおくれたぼくだけおいてすすむ)

乗り遅れた僕だけ　置いて進む

(あざやかなしきさいがすこしだけこいしい)

鮮やかな色彩が　少しだけ恋しい

(ふあんていなさんかくのうえに)

不安定な　三角の上に

(まるいつみきをつむような)

丸い積み木を　積むような

(あやういばらんすで)

危うい　バランスで

(まいにちながしながされ)

毎日　流し流され

(みょうにひっしなふりで)

妙に　必死なふりで

(ひびにわけなくとけこんでゆく)

日々にわけなく　溶け込んでゆく

(り・あ・るるる)

り・あ・るるる

(なにもかんじないの)

何も　感じないの

(べつにあせらないからいいんだけどね)

別に焦らないから　いいんだけどね

(り・あ・るるる)

り・あ・るるる

(きょうもこのせかいで)

今日も　この世界で

(いまさらおそいってこえがきこえる)

今更遅いって　声が聞こえる

(あざやかなしきさいがすこしだけこいしい)

鮮やかな色彩が　少しだけ恋しい

(もっとちがうせかいがあるきがする)

もっと　違う世界がある気がする

(もっとべつのなにかをきたいしてしまう)

もっと　別の何かを期待してしまう

(ああぁーいわないで)

ああぁー　言わないで

(とうひだってわかってるから)

逃避だって　分かってるから

(り・あ・るるる)

り・あ・るるる

(なにもかんじないの)

何も　感じないの

(つねにむじゅんといたばさみなのさ)

常に矛盾と　板挟みなのさ

(り・あ・るるる)

り・あ・るるる

(きょうもこのせかいは)

今日も　この世界は

(のりおくれたぼくだけおいてすすむ)

乗り遅れた僕だけ　置いて進む

(あざやかなしきさいがすこしだけこいしい)

鮮やかな色彩が　少しだけ恋しい