からたち日記/島倉千代子
・「単衣」は「ひとえ」と入力してください。
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歌詞(問題文)
(こころですきとさけんでも)
心で好きと 叫んでも
(くちではいえずただあのひとと)
口では言えず ただ あの人と
(ちいさなかさをかたむけたああ)
小さな傘を 傾けた ああ
(あのひはあめあめのこみちにしろいほのかな)
あの日は雨 雨の小道に 白い ほのかな
(からたちからたちからたちのはな)
からたち からたち からたちの花
(せりふ)
台詞
「幸せになろうね あの人は言いました
(せりふ)
台詞
私は 小さく頷いただけで
(せりふ)
台詞
胸がいっぱいでした」
(くちづけさえのおもいでも)
くちづけさえの 思い出も
(のこしてくれずさりゆくかげよ)
残してくれず 去りゆく影よ
(ひとえのそでをかみしめたああ)
単衣の袖を 噛み締めた ああ
(あのよはきりきりのこみちにないてちるちる)
あの夜は霧 霧の小道に 泣いて 散る散る
(からたちからたちからたちのはな)
からたち からたち からたちの花
(せりふ)
台詞
「このまま 別れてしまってもいいの?
(せりふ)
台詞
でも あの人は 淋しそうに目を伏せて
(せりふ)
台詞
それから 思い切るように
(せりふ)
台詞
霧のなかへ 消えてゆきました
(せりふ)
台詞
さよなら初恋 からたちの花が散る夜でした」
(からたちのみがみのっても)
からたちの実が 実っても
(わかれたひとはもうかえらない)
別れた人は もう帰らない
(おとめのむねのおくふかくああ)
乙女の胸の 奥深く ああ
(すぎゆくかぜかぜのこみちにいまははるかな)
過ぎゆく風 風の小道に 今は遥かな
(からたちからたちからたちのはな)
からたち からたち からたちの花
(せりふ)
台詞
「いつか秋になり からたちには 黄色の実が
(せりふ)
台詞
たくさん 実りました
(せりふ)
台詞
今日もまた 私はひとり この道を歩くのです
(せりふ)
台詞
きっと あの人が帰ってきそうな そんな気がして
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