話してよ

(なでるすまーとふぉんならぶたいむらいん)

撫でるスマートフォン 並ぶタイムライン

(きどあいらくのしょーけーすさがしてみるけど)

喜怒哀楽のショーケース 探してみるけど

(こえにならないきみのほんとうのこえは)

声にならない君の本当の声は

(どこにもみあたらないんだ)

どこにも見当たらないんだ

(おなじそらのしたにいるだけで)

同じ空の下にいるだけで

(わかりあえたらくろうはないだろう)

分かり合えたら苦労は無いだろう

(けしてわかりあえやしなくても)

決して分かり合えやしなくても

(わかちあえるものがある)

分かち合えるものがある

(ぼくはそうしんじたいんだねえだから)

僕はそう信じたいんだ ねえ だから

(はなしてよ)

話してよ

(きみのすきなうたやきみのすきなえいがや)

君の好きな歌や 君の好きな映画や

(しょうせつやふうけいも)

小説や 風景も

(ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ)

全部 全部 全部 全部

(ひとりぼっちのよるにまぶたのおもいあさに)

ひとりぼっちの夜に まぶたの重い朝に

(きみをいかすきみをすくう)

君を生かす 君を救う

(ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ)

全部 全部 全部 全部

(ねえそしてひとつだけわがままをいうならさ)

ねえ そして一つだけ わがままを言うならさ

(そのなかにぼくのなまえがあればうれしい)

その中に僕の名前があれば嬉しい

(たっぷひとつでたったいちびょうで)

タップ一つで たった一秒で

(せかいのいろんなことがわかってしまうから)

世界のいろんなことが分かってしまうから

(きみもぼくもきっとだれだってそうだろ)

君も僕も きっと誰だってそうだろ

(かくすことばかりおぼえた)

隠すことばかり覚えた

(あめはいつかあがるというけど)

雨はいつか上がるというけど

(まぶしさがつらいときもあるだろう)

眩しさがつらいときもあるだろう

(おおあめのなかでならどれだけ)

大雨の中でなら どれだけ

(ないたってばれやしない)

泣いたってバレやしない

(わるいことばかりじゃないだろうねえだから)

悪いことばかりじゃないだろう ねえ だから

(はなしてよ)

話してよ

(きみのきらいなひとやきみのきらいなしぐさや)

君の嫌いな人や 君の嫌いな仕草や

(ひょうげんやひょうじょうも)

表現や 表情も

(ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ)

全部 全部 全部 全部

(つくりわらいでつつんでにがいままがまんして)

作り笑いで包んで 苦いまま我慢して

(のみこんだそのこえも)

飲み込んだその声も

(ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ)

全部 全部 全部 全部

(あめをかわかせるようなちからがたとえなくても)

雨を乾かせるような 力がたとえ無くても

(ひとつのかさをわけあえるぼくたちでいよう)

一つの傘を分け合える僕たちでいよう

(うまらないこどくはうめなくていい)

埋まらない孤独は埋めなくていい

(わからないならわかりあえなくていい)

分からないなら分かり合えなくていい

(かけたとこへこんでたりないとこ)

欠けたとこ 凹んで足りないとこ

(そのすべてがきみなんだよ)

そのすべてが君なんだよ

(きみでいいんだよねえだから)

君でいいんだよ　ねえ だから

(はなしてよ)

話してよ

(きみのすきなうたやきみのすきなえいがや)

君の好きな歌や 君の好きな映画や

(しょうせつやふうけいも)

小説や 風景も

(ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ)

全部 全部 全部 全部

(ひとりぼっちのよるにまぶたのおもいあさに)

ひとりぼっちの夜に まぶたの重い朝に

(きみをいかすきみをすくう)

君を生かす 君を救う

(ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ)

全部 全部 全部 全部

(ねえそしてひとつだけわがままをいうならさ)

ねえ そして一つだけ わがままを言うならさ

(そのなかにぼくのなまえがあればうれしい)

その中に僕の名前があれば嬉しい

(ありふれたことばでいいありふれたすとーりーでいい)

ありふれた言葉でいい ありふれたストーリーでいい

(ありのままいきるきみをねえ)

ありのまま生きる君を ねえ

(はなしてよ)

話してよ