枯れない薔薇

(あわのようにきえるおもかげに)

泡のように消える面影に

(しがみついてるきおくがまたおそいかかる)

しがみついてる記憶がまた襲いかかる

(どくのようにこのみがほろびるまで)

毒のようにこの身が滅びるまで

(とげのおおいかれないばら)

トゲの多い枯れない薔薇

(みおろすみだらなすがたにからだがうらがえる)

見下ろすみだらな姿にカラダが裏返る

(みくだすみわかなことばにすべてをあずけて)

見下す俄かな言葉に全てを預けて

(しぶきをあげとびちるぐつぐつたぎるしる)

飛沫をあげ飛び散るグツグツたぎる汁

(いってきのこさずのみほした)

一滴残さず飲み干した

(はてるまでまきつくぐるぐるまわるうず)

果てるまで巻きつくグルグルまわる渦

(ろんよりしょうこのねったいや)

論より証拠の熱帯夜

(ときはなてやみよにぺろぺろしただすへび)

解き放て闇夜にペロペロ舌だす蛇

(だっぴできずにほろびた)

脱皮できずに滅びた

(うめあわせきづけばぼろぼろはがれるくず)

埋め合わせ気付けばボロボロ剥がれる屑

(ゆめもきもちもさめた)

夢も気持ちも冷めた

(あわのようにきえるおもかげに)

泡のように消える面影に

(しがみついてるきおくがまたおそいかかる)

しがみついてる記憶がまた襲いかかる

(どくのようにこのみがほろびるまで)

毒のようにこの身が滅びるまで

(とげはきょうもぬけないままゆれるかげ)

トゲは今日も抜けないまま　揺れる影

(めにはからこんはでなｉｐｈｏｎｅ)

目にはカラコン　派手なiPhone

(ｗａｎｉｍａをしらないおんなのこ)

WANIMAを知らない女の子

(あすからいかひなのさくらきょうこ)

明日香　蕾華　雛乃　桜　響子

(わかばなつみさやえみりなじゅんこ)

若葉　夏海　沙耶　恵美　梨奈　純子

(まりあそふぃああくあくれあうるは)

真里亞　奏姫愛　心音空　紅天　美心華

(おりヴぁりりぃじぇしかれべっか)

オリヴァ　リリィ　ジェシカ　レベッカ

(けっきょくみのたけにあわずこえがうらがえる)

結局　身の丈に合わず声が裏返る

(せっとくできずにながれるすべてをうしなって)

説得　出来ずに流れる　全てを失って

(にくしみあってにつまるどろどろたぎるしる)

憎しみあって煮詰まるドロドロたぎる汁

(いってきだってのこすな)

一滴だって残すな

(しげきもとめしびれるびりびりながれるでんりゅう)

刺激求め痺れるビリビリ流れる電流

(しかばねになってもおどる)

屍になっても踊る

(しぶきをあげとびちるぐつぐつたぎるしる)

飛沫をあげ飛び散るグツグツたぎる汁

(いってきのこさずのみほした)

一滴残さず飲み干した

(はてるまでまきつくぐるぐるまわるうず)

果てるまで巻きつくグルグルまわる渦

(ろんよりしょうこのねったいや)

論より証拠の熱帯夜

(ときはなてやみよにぺろぺろしただすへび)

解き放て闇夜にペロペロ舌だす蛇

(だっぴできずにほろびた)

脱皮できずに滅びた

(うめあわせきづけばぼろぼろはがれるくず)

埋め合わせ気付けばボロボロ剥がれる屑

(ゆめもきもちもさめた)

夢も気持ちも冷めた

(あやまちたくらみおねだり)

アヤマチ　タクラミ　オネダリ

(もっとしりたいの)

もっと知りたいの

(まいあがりひらくはまぐり)

舞い上がり　開くハマグリ

(いくつになってもきたいして)

いくつになっても期待して

(にじんじぁうの)

滲んじゃうの

(まってるよかれないばら)

待ってるよ　枯れない薔薇