super berver 「運命」

(みらいはけつまつはだれにもわからない)

未来は　結末は　誰にもわからない

(それでもすべてをうんめいといいたくはない)

それでも　全てを　運命と言いたくはない

(いままさにしあわせのぜっちょうにたどりついたふたりも)

今まさに幸せの絶頂に　辿り着いた二人も

(とりそこねたふらいでせいしゅんにまくをおろしたかれも)

捕り損ねたフライで　青春に幕を下ろした彼も

(きずつくことをしっていながらもこいしているかのじょも)

傷つくことを知っていながらも　恋している彼女も

(こどものころえがいていたゆめをみごとにかなえるのも)

こどもの頃描いていた夢を　見事に叶えるのも

(ひとにいわせればただうんめいのひとことにもできるけど)

他人に言わせればただ運命の　一言にも出来るけど

(ひとにいえないほどのどりょくがあせがなみだがきっとあって)

他人に言えないほどの努力が　汗が　涙がきっとあって

(みせびらかすものでもないけれど)

見せびらかすものでもないけれど

(きょうにいたるまでのあなたのおもいにいまひかりをあてたい)

今日に至るまでのあなたの想いに　今　光を当てたい

(ゆるすためのやさしさとなみだかたをだきあうほどのしんらい)

許すための優しさと涙　肩を抱き合うほどの信頼

(いくつものせんたくしのなかであなたじしんがえらんできた)

幾つもの選択肢の中で　あなた自身が選んできた

(こまらせぬようにのみこんだおもいゆびさされてもしんじたこころを)

困らせぬように飲み込んだ想い　指さされても信じた心を

(ぼくはうんめいといいたくはない)

僕は運命と言いたくはない

(だれにかたられることがなくてもほこりたかきじんせい)

誰に語られることがなくても　誇り高き人生

(いみをみつけられないざんぎょうにかたおとしてるひとも)

意味を見つけられない残業に　肩落としてる人も

(もうなんまいめかすらもわすれたりれきしょをかくひとも)

もう何枚目かすらも忘れた　履歴書を書く人も

(きたいしていたみらいのじぶんにおちこんでしまうひも)

期待していた未来の自分に　落ち込んでしまう日も

(すべてはいまにつながってるけどべつにいまがすべてじゃない)

全ては今に繋がってるけど　別に今がすべてじゃない

(ささやかなまんぞくからぬけだすかくごをきめたかれと)

ささやかな満足から抜け出す　覚悟を決めた彼と

(うまれたまちをでていくせなかをえがおでみおくるかのじょ)

生まれた街を出て行く背中を　笑顔で見送る彼女

(みらいをはじめるそのしゅんかんにけつまつはしらずとも)

未来を始めるその瞬間に　結末は知らずとも

(ひずむぎたーをならしてあなたとともにいきてるきょうも)

歪むギターを鳴らして　あなたと　共に生きてる今日も

(あなたがいまてにしたしあわせもむねをしめつけるそのこうかいも)

あなたが今手にした幸せも　胸を締め付けるその後悔も

(ひとにいえないほどのどりょくやあせやなみだのうえにあって)

他人に言えないほどの努力や　汗や　涙の上にあって

(おもうがゆえにてをはなしたことそんなじぶんをしんじたこころを)

想うがゆえに手を離したこと　そんな自分を信じた心を

(うんめいなんていわないでほしい)

運命なんて　言わないで欲しい

(ゆるせるやさしさとそのえがおくやしくてなくほどのどりょくが)

許せる優しさとその笑顔　悔しくて泣くほどの努力が

(いくつものせんたくしのなかですすむべくしてすすむみらいへ)

幾つもの選択肢の中で　進むべくして進む未来へ

(たいせつのいみをせおいながらもあいするひとをしんじるこころは)

大切の意味を背負いながらも　愛する人を信じる心は

(けしてうんめいではかたづかない)

決して運命では片付かない

(だれにかたられることがなくてもほこりたかきじんせい)

誰に語られることがなくても　誇り高き人生

(みらいはけつまつはだれにもわからない)

未来は　結末は　誰にもわからない

(それでもすべてをうんめいといいたくはない)

それでも　全てを　運命と言いたくはない