ロイヤルフラッシュ

(ふしぎなものがたりへようこそ)

不思議な物語へようこそ

(ここはかげきでむじゃきなわんだーらんど)

ここはカゲキでムジャキなワンダーランド

(あしたをあきらめてねむれば)

現実［あした］を諦めて眠れば

(ごぜん０じゆめがまくあける)

午前０時童話［ゆめ］が幕あける

(みえるものだけがすべてじゃあない)

視えるものだけが真実［すべて］じゃあない

(あのはなもかれんなばらをえんじてる)

雑花［アノハナ」も可憐な薔薇を演じてる

(しろくさいたはなをれっどにそめて)

白く咲いた身体［はな］を赤［レッド］に染めて

(ふかいもりでまよったのはなみだへつづくみち)

深い森で迷酔［まよ］ったのは悲劇［なみだ］へ続く道

(だけどころばぬようにおこさぬように)

だけど轉ばぬよウに覚醒［おこ］サぬように

(ねむるきみをうらぎらない)

眠夢［ねむ］る光［きみ］を裏ギらない

(かれいなぶとうかいへようこそ)

華麗な舞踏会へようこそ

(これはほんきですてきなますかれいど)

これはホンキでステキなマスカレイド

(かめんのうらはしらなくてもいい)

「仮面の裏」は知らなくてもいい

(そのままさぁゆめをみましょう)

そのままさぁ童話［ゆめ］を視ましょう

(ぎんいろのどれすにきがえても)

銀色のドレスに着替えても

(またかなしげにうつむくぷりんせす)

また哀愁［かなし］げに俯く姫君［プリンセス］

(あなたがむかえにくるなら)

あなたが迎えに来るなら

(ごぜん０じめいくがとけてゆく)

午前０時魔法［メイク］が溶けてゆく

(みえるものだけがすべてじゃあない)

視えるものだけが真実［すべて］じゃあない

(なかないおんながいいことだれがきめたの)

泣かない女がイイコと誰が決めたの？

(・・・・・・すなのうえでくるしむかれをしらずに)

……砂の上で苦しむ彼を知らずに

(ぼうしやもさんがつうさぎもなみだにきづいてる)

帽子屋も三月兎も喜劇［なみだ］に気付いてる

(だからこそこのこいがつづくように)

だからこそこの皇位［こい］が永続［つづ］くように

(ねむりねずみさがしてる)

眠り鼠探してる

(ぶきみなおちゃかいへようこそ)

不気味な御茶会へようこそ

(これじゃよわきでうわきならびりんす)

これじゃヨワキでウワキなラビリンス

(かめんのうらはしらないほうがいい)

「仮面の裏」は知らない方がいい

(ざんこくなうんめいがまつの)

残酷な運命が待つの

(あかいろのろーぶをみにまとい)

赤色のローブを身に纏い

(ひとりつきよをかけてくありす)

ひとり月夜を駆けてく愛娘［アリス］

(みしらぬおかしをたべたなら)

未知［みし］らぬお菓子を食べたなら

(ごぜん０じときがまきもどるよ)

午前０時時間［とき］が巻き戻るよ

(どうわのまじょがわらう)

「童話の魔女」が笑う

(うつくしくしぬのならろいやる)

美しく死ぬのならロイヤル

(けがらわしくいきるのならすきゃんだる)

穢らしく生きるのならスキャンダル

(どんなかがくもれきしさえもただゆめこわすだけのぼうろん)

どんな科学も歴史さえもただ童話［ゆめ］壊すだけの暴論

(ｄｏｎｔｓｔｏｐｔｏｌｏｖｅｍｅ)

Don't stop to love me！

(あかいろのどれすにきがえたら)

赤色のドレスに着替えたら

(ぶたいではなをさかせるでぃーば)

舞台で花を咲かせる歌姫［ディーバ］

(よくぼうとしせんをからませて)

欲望と視線を絡ませて

(ごぜん０じゆめはつづいてく)

午前０時童話［ゆめ］は続いてく

(ｗｅｌｃｏｍｅｔｏｔｈｅｗｏｎｄｅｒｌａｎｄ)

”Welcome to the Wonderland"