まさか　偶然…

(どうろのこうじでじゅうたいしはじめた)

道路の工事で渋滞し始めた

(いつもの２４６)

いつもの２４６

(もうすぐはるがくると)

もうすぐ春が来ると

(おしえてくれてるみたいで)

教えてくれてるみたいで

(あれから１ねんか)

あれから１年か

(もうあいたくなる)

もう会いたくなる

(ときのすぎかたあやふやで)

時間の過ぎ方あやふやで

(ながくてみじかい)

長くて短い

(こっとうどうりまがったら)

骨董通り曲がったら

(まさかぐうぜん)

まさか偶然

(きみのこーとによくにていた)

君のコートによく似ていた

(ふかみどりとちゃいろのたーたんちぇっく)

深緑と茶色のタータンチェック

(ひとごみのなかではっとしたのは)

人混みの中でハッとしたのは

(わすれられないあのこい)

忘れられないあの恋

(さくらはまだまだか)

桜はまだまだか

(かぜはつめたいな)

風は冷たいな

(いつかぼくたちがあるいたみちを)

いつか僕たちが歩いた道を

(いまはひとりで)

今は一人で

(どこかのしょっぷに)

どこかのショップに

(きみがいるようで)

君がいるようで

(いつもちらりとなかをみて)

いつもちらりと中を見て

(あるいているんだ)

歩いているんだ

(ばったりなんてきたいして)

ばったりなんて期待して

(まさかあれは)

まさかあれは

(きみのこーとによくにていた)

君のコートによく似ていた

(ふかみどりとちゃいろのたーたんちぇっく)

深緑と茶色のタータンチェック

(ひとごみのなかではっとしたのは)

人混みの中でハッとしたのは

(わすれられないあのこい)

忘れられないあの恋

(きせきはおきないと)

奇跡は起きないと

(わかっているのに)

わかっているのに

(ぼくはいつだってこのみちじゅんを)

僕はいつだってこの道順を

(えらんでしまう)

選んでしまう

(わすれたつもりでもわすれてない)

忘れたつもりでも忘れてない

(きみとのおもいでにあしがむく)

君との思い出に足が向く

(だけどやっぱりひとちがいで)

だけどやっぱり人違いで

(そうだったらいいとおもいこんでた)

そうだったらいいと思い込んでた

(どきどきしただけでうれしかったよ)

ドキドキしただけで嬉しかったよ

(いつかあいたいあのこい)

いつか会いたいあの恋

(こーとのしーずんが)

コートのシーズンが

(おわってしまえば)

終わってしまえば

(はっとするようなきおくなんて)

ハッとするような記憶なんて

(くろーぜっとのなか)

クローゼットの中