僕らのセカイ系戦争

(おわりのないみらいにとびこんで)

終わりの無い未来に飛び込んで

(ゆめをえがけさあ)

夢を描け さあ

(まぶたにやきついたしょうけいまきもどせないかこ)

瞼に焼き付いた憧憬 巻き戻せない過去

(あしをとめては)

足を止めては

(ひかりにてをかざすたびかげがひろがるように)

光に手をかざすたび 影が広がるように

(ひとりおびえたあのよる)

一人怯えた あの夜

(もしもだれかからくりをせおいこんで)

もしも誰かカラクリを背負(ショ)い込んで

(きめたあしたなら)

決めた明日なら

(いまははくしのちずをとりだして)

今は白紙の地図を取り出して

(とびこんでさかきたしちゃえ)

飛び込んでさ 書き足しちゃえ

(ぼくのせかいけいすとーりー)

僕のセカイ系ストーリー

(かぎりないみらいぞうにのっかって)

限りない未来像に乗っかって

(えがきつづけるんだ)

描き続けるんだ

(しゅやくにあふれれたぼくらのそうだつせん)

主役に溢(アブ)れた僕らの争奪戦

(ゆめをみるほどゆめはとおくはるかかなたへきえても)

夢を見るほど夢は遠く 遥か彼方へ消えても

(いつかしんじるりそうへ)

いつか信じる理想へ

(ただしいこともまちがいも)

正しいことも間違いも

(みえかたがかわればおなじかたちで)

見え方が変われば同じ形で

(ぼくらのわるものにとっちゃぼくらもわるものだろう)

僕らの悪者にとっちゃ僕らも悪者だろう

(せいぎのうらもせいぎさ)

正義の裏も正義さ

(あのひむちゅうでみていたひーろーも)

あの日 夢中で見ていたヒーローも

(てきからみれば)

敵から見れば

(ひとをきずつけるようなあくやくで)

人を傷つけるような悪役で

(だれだってさぼくだってさ)

誰だってさ 僕だってさ

(えがくしゅじんこうすとーりー)

描く 主人公ストーリー

(ゆずれないおもいなんてほんとうは)

譲れない想いなんて本当は

(つごうじょうのせいろんで)

「都合上の正論」で

(みとめられてみたかったそれだけだったんだ)

認められてみたかった それだけだったんだ

(あのひのぼくらこどものままいまもふるえているから)

あの日の僕ら子供のまま 今も震えているから

(いつかつれだしにいくんだ)

いつか連れ出しに行くんだ

(つよいぶきをてにいれれば)

強い武器を手に入れれば

(でたらめでもいんちきでもあいされる)

デタラメでも インチキでも 愛される

(そうぼくのもうそうで)

そう僕の妄想で

(じぶんひとりでつまずいては)

自分ひとりで つまずいては

(よわねをはいたってたしかなおんどが)

弱音を吐いたって 確かな温度が

(となりにあるこれがこたえ)

隣にある これが答え

(ほかになにもいらない)

他に何もいらない

(おわりのないみらいを)

終わりの無い未来を

(えがきつづけるんだ)

描き続けるんだ

(しゅやくにあふれれたぼくらのそうだつせん)

主役に溢(アブ)れた僕らの争奪戦

(ゆめをみるほどゆめはとおくはるかかなたへきえても)

夢を見るほど夢は遠く 遥か彼方へ消えても

(いつかしんじるりそうへすすもう)

いつか信じる理想へ 進もう