桜の時　aiko

(いままであたしがしてきたこと)

今まで　あたしがしてきたこと

(まちがいじゃないとはいいきれない)

間違いじゃないとは　言い切れない

(けどあなたとあえたことで)

ケド　あなたと　逢えたことで

(すべてむくわれたきがするよ)

全て報われた　気がするよ

(ふってくるあめがめいわくで)

降ってくる雨が　迷惑で

(しかめっつらしたあたしに)

しかめっ面した　あたしに

(あめあがりのにじをおしえてくれた)

雨上がりの　虹を教えてくれた

(ありがとう)

ありがとう

(はるがくるとこのかわべは)

春が来ると　この川辺は

(さくらがめいっぱいさきみだれるんだ)

桜が　めいっぱい咲き乱れるんだ

(あなたはいうあたしはうなずく)

あなたは言う　あたしはうなずく

(みぎてをつないでやさしくつないで)

右手をつないで　優しくつないで

(まっすぐまえをみて)

まっすぐ　前を見て

(どんなこんなんだって)

どんな　困難だって

(たいしたことないっていえるように)

たいした事ナイ　って言えるように

(ゆっくりゆっくり)

ゆっくり　ゆっくり

(じかんをこえてまたちがう)

時間を越えて　また違う

(しあわせなきすをするのが)

幸せなキスをするのが

(あなたであるように)

あなたで　あるように

(いままであたしがおぼえてきた)

今まで　あたしが覚えてきた

(てのひらのことばじゃたりないほど)

掌の言葉じゃ　足りない程

(つたえきれないいとしさに)

伝えきれない　愛しさに

(はがゆくてむなしくてくるしいよ)

歯がゆくて　むなしくて　苦しいよ

(まぶたのうえにきれいなあお)

まぶたの上に　きれいな青

(うすいくちびるにべにをひく)

薄い唇に　紅をひく

(いろづいたあたしを)

色づいた　あたしを

(むいみなものにしないで)

無意味な物にしないで

(あこがれだったそのせなか)

憧れだった　その背中

(いまはかたをならべてあるいている)

今は　肩を並べて歩いている

(もうすこしだけしんじるちからください)

もう少しだけ　信じる力下さい

(きまぐれにじらした)

気まぐれにじらした

(くすりゆびもなれたそのても)

薬指も　慣れたその手も

(あたしのこころとすべてを)

あたしの心と　全てを

(うごかしつかんではなさないもの)

動かし　掴んで　離さないもの

(かぎりないひびと)

限りない日々と

(めぐりめぐるきせつのなかで)

巡り巡る　季節の中で

(いつもほほえんでいられる)

いつも　微笑んでいられる

(ふたりであるように)

二人であるように

(はるがおわりなつがおとずれ)

春が終わり　夏が訪れ

(さくらのはなびらがくちはてても)

桜の花びらが　朽ち果てても

(きょうとかわらずあたしをあいして)

今日とかわらず　あたしを愛して

(みぎてをつないでやさしくつないで)

右手をつないで　優しくつないで

(まっすぐまえをみて)

まっすぐ　前を見て

(どんなこんなんだって)

どんな困難だって

(たいしたことないっていえるように)

たいした事ナイって　言えるように

(ゆっくりゆっくり)

ゆっくり　ゆっくり

(じかんをこえてまたちがう)

時間を越えて　また違う

(しあわせなきすをするのが)

幸せなキスをするのが

(あなたであるように)

あなたで　あるように