決闘

(「けっとう」)

「決闘」

(そのてきはおれ)

その敵は俺

(はいぼくにあまえすぎたおれだ)

敗北に甘えすぎた　俺だ

(わかってんなおなさけむよう)

分かってんな　お情け無用

(なあどっちがほんものかきめようぜ)

なあ　どっちが本物か　決めようぜ

(こころにこたえたくて)

心に応えたくて

(なんどもころんですりむいた)

何度も転んで擦りむいた

(ほっときゃよかったなんて)

ほっときゃよかったなんて

(いまさらおもえるわけないや)

今更　思える訳ないや

(ささやく「もういいかい？」)

囁く「もういいかい？」

(やさしすぎたひびがてをさしのべる)

優しすぎた日々が　手を差し伸べる

(はっきりさせておこうか)

ハッキリさせておこうか

(わるいけどなまだにきまってんだろ)

悪いけどな　まだに決まってんだろ

(しょうどうままにくるうこどうおどれ)

衝動　ままに狂う　鼓動　踊れ

(えいえんのじもんじとう)

永遠の自問自答

(しろくろけつぎとうじろ)

シロクロ　決議　投じろ

(だせえままのおれじゃおわんねえ)

ダセえままの俺じゃ終わんねえ

(いきてるかほんのう)

生きてるか　本能

(「けっとう」)

「決闘」

(やっぱりゆるせねえ)

ヤッパリ　許せねえ

(あまえすぎたおれをなぐれ)

甘えすぎた俺を殴れ

(こんなばかなおれにも)

こんな馬鹿な俺にも

(すくいのこしたみらいがある)

救い残した　未来がある

(じだいによばれなくたって)

時代に呼ばれなくたって

(ほしかったさいのうがなかったって)

欲しかった才能がなかったって

(みかぎってくれるなよ)

見限ってくれるなよ

(まだばんさくつきちゃいないや)

まだ万策尽きちゃいないや

(かちなれたやつにはみえないけしきがある)

勝ち慣れた奴には　見えない景色がある

(みじめなもんさ)

みじめなもんさ

(ここにしかないじぇらしー)

ここにしかない　ジェラシー

(けものみたいにちがさわぐやばいほど)

獣みたいに　血が騒ぐ　ヤバいほど

(しょうどうみたことねえかおしてる)

衝動　見たことねえ顔してる

(どうかとめてくれるな)

どうか　止めてくれるな

(そこでみててくれよな)

そこで見ててくれよな

(いっさいはんていふよう)

一切　判定不要

(ぶちのめすだけのほんのう)

ぶちのめすだけの　本能

(「けっとう」)

「決闘」

(やっぱりゆるせねえ)

ヤッパリ　許せねえ

(ほこりなくしていきちゃいけねえ)

誇り　失くして　生きちゃいけねえ

(こんなばかなおれこそ)

こんな馬鹿な　俺こそ

(ずたぼろのきずがにあう)

ズタボロの傷が似合う

(えいゆうにだってなれるとか)

英雄にだってなれるとか

(がきのころちょっとおもってたな)

ガキの頃　ちょっと思ってたな

(えいゆうにだってなれるとか)

英雄にだってなれるとか

(いまだっておもってみたいわけさ)

今だって　思ってみたいわけさ

(ふらっしゅばっくかこにいばしょはない)

フラッシュバック　過去に居場所はない

(あんねいにいすわってかくごなどせおえない)

安寧に居座って　覚悟など背負えない

(とかわかってんだききあきてんの)

とか　分かってんだ　聞き飽きてんの

(ごたくよりかちぼしあげてみろってな)

御託より　勝ち星　あげてみろってな

(「けっとう」)

「決闘」

(やっぱりゆるせねえ)

ヤッパリ　許せねえ

(ほこりなくしていきちゃいけねえ)

誇り　失くして　生きちゃいけねえ

(こんなばかがおれだと)

こんな馬鹿が　俺だと

(このいのちにおしえてやれ)

この命に　教えてやれ

(「けっとう」)

「決闘」

(やっぱりゆるせねえ)

ヤッパリ　許せねえ

(あまえすぎたおれをなぐれ)

甘えすぎた俺を殴れ

(こんなばかがおれだと)

こんな馬鹿が　俺だと

(このいのちにおしえてやれ)

この命に　教えてやれ