おんぼろ

(ばくだんもってたってたたんたんとだまってた)

爆弾持って立ってた淡々と黙ってた

(はっこうのあくせいしゅようだんだんふくらんできた)

薄幸の悪性腫瘍だんだん膨らんできた

(まいなすしこうのえいちもきずをひろげるいめーじも)

マイナス思考の英知も傷を広げるイメージも

(このげんじつのふじょうりをぶっこわすためのつーるさ)

この現実の不条理をぶっ壊すためのツールさ

(はかないはかないはかないはかないはかないせいめいのかせ)

儚い儚い儚い儚い儚い生命の枷

(なんどもりょうてをあわせてきざみこんだえんこん)

何度も両手を合わせて刻み込んだ怨恨

(いらないいらないいらないいらない)

いらないいらないいらないいらない

(いらないそうていてきべんかい)

いらない想定的弁解

(ないぞうをえぐりさけびとぜんどうするみにくいかんじょう)

内臓を抉り叫びと蠕動する醜い感情

(さいていなじんせいのめいだい)

最低な人生の命題

(すうねんまえのきみとわらうゆめをみたよ)

数年前の君と笑う夢を見たよ

(あいぞうこんりんざいぶちまけたいああ)

哀憎金輪際ぶちまけたいああ

(なさけなくてきぼうもなくて)

情けなくて希望もなくて

(こえをなくしたおんぼろでも)

声を失くしたおんぼろでも

(あのときたしかにいきてたたいおんもやどってた)

あの時たしかに生きてた体温も宿ってた

(すべてをうばうあくいもしらずにぼんやりいきてた)

全てを奪う悪意も知らずにぼんやり生きてた

(たんじょうびのけーきもにゅうがくしきのおもいでも)

誕生日のケーキも入学式の思い出も

(しかってくれたなみだもぜんぶおぼえてるんだよ)

叱ってくれた涙も全部覚えてるんだよ

(きえないきえないきえないきえない)

消えない消えない消えない消えない

(きえないほのおのかげ)

消えない炎の影

(つぶれたむしけらみたいにふみにじられたへいおん)

潰れた虫けらみたいに踏みにじられた平穏

(いえないいえない)

癒えない癒えない

(いえないいえないいったいなにがせいかい)

癒えない癒えない一体何が正解？

(いっしょうつきまとうさついと)

一生付きまとう殺意と

(しついにおちてくかんじょう)

失意に落ちてく感情

(ざんこくなうんめいのげんざい)

残酷な運命の原罪

(みんないなくなってひとりぼっちはいやだよ)

みんないなくなってひとりぼっちは嫌だよ

(ぜつぼうどもをころしてうたいたい)

絶望どもを殺して歌いたい

(もうかえらないひび)

もう帰らない日々

(めをつぶるたびにおもいだすよるに)

目を瞑るたびに思い出す夜に

(さいていなじんせいのめいだい)

最低な人生の命題

(すうねんまえのきみとわらうゆめをみたよ)

数年前の君と笑う夢を見たよ

(あいぞうこんりんざいぶちまけたい)

哀憎金輪際ぶちまけたい

(なさけなくてきぼうもなくて)

情けなくて希望もなくて

(こえをなくしたおんぼろ)

声を失くしたおんぼろ

(ざんこくなうんめいのげんざい)

残酷な運命の原罪

(みんないなくなってひとりぼっちはいやだよ)

みんないなくなってひとりぼっちは嫌だよ

(ぜつぼうどもをころしてうたいたいうたいたいから)

絶望どもを殺して歌いたい歌いたいから

(たとえまちがいでもきょくをつくるよ)

たとえ間違いでも曲を作るよ

(ほのおのなかへこえをなくした)

炎の中へ声を失くした

(おんぼろになっても)

おんぼろになっても